早いもので2019年も1カ月が終わろうとしています。
どうもタクローです。2019年で私は潰瘍性大腸炎を克服し、薬を飲まずに丸9年が過ぎました。
そして、昨年には結婚し、家庭を持つことができ、日々の健康に感謝をしております。
2019年も、潰瘍性大腸炎に関わる情報を発信していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
潰瘍性大腸炎を克服した体験談
私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。
そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。
私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
\私がUCを克服した治療法です!/
※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。
潰瘍性大腸炎を克服するためには食生活(栄養摂取)の見直しが最重要です。

先日、私は以下のツイートを行いました。
アメリカのドキュメンタリー映画「健康って何?」の一部。
地味だけど、生活習慣・食生活の改善が最も大事だと私も思う。 pic.twitter.com/RzuorBjjdD
— タクロー@UC完治 (@kaichoseikatsu) 2019年1月5日
潰瘍性大腸炎にとって、適切な食事(栄養摂取)こそが最大の治療であり、そのために食生活を見直すことが最重要であるということです。
私がUCに苦しんでいた当時、「食事(栄養摂取)」が重要であると情報を発信している人・医師はほとんど目にすることがありませんでした。
私は運よく、あの当時安保徹先生の著書を知ったため、食事の重要性に気づき、潰瘍性大腸炎を克服することができたと考えています。
そして、上記のツイートに添付している動画は以前このブログでも紹介しているアメリカのドキュメンタリー映画「健康って何?(WHAT THE HELTH)」という映画の一部分を撮影したものです。
このシーンでは以下のようなことが言われています。
ナレーション:「食事が重要であるという情報が1940年代から存在するのなら、なぜすべての医師が知らないんだ?」
ミッシェル・マクマッケン医師:「医学部では食事の持つ力を教わらなかった。誰も食事の変化が我々の運命を決める。おそらく最も強力な治療法だと教わらなかった。それは遺伝学よりも優れている。」
(中略)
ミッシェル・マクマッケン医師:「皮肉なことに患者が医師に知っているだろうと思い栄養の質問をする、すると医師の知識不足にショックを受ける」
引用:ドキュメンタリー映画「健康って何?」より
ミッシェル・マクマッケン医師がお話している通り、残念ながら医師は医療に関する知識はあるかもしれませんが、食事・栄養に関する知識を豊富に持っているとは限らないということなのです。
さらに、こちらのドキュメンタリー映画に出演している「ミッシェル・マクマッケン医師」がアメリカ・NYのABCテレビのニュースサイトに掲載されています。
それがこちらの記事です。
NYC hospital using vegan diets to help people with chronic health problems
こちらの記事は英語ですので、詳しく翻訳、解説してくれているブログがあったので抜粋します。
ニューヨークからー全米で最も歴史のある病院で新しい治療が用いられる。
NYのBellevue Hospital というのはアメリカで最も古い公立病院で、年間患者数46万人、ベッド数1500、医師数1200人という大病院です。
Bellevue病院で慢性の健康問題を持つ人々たちのためにビーガン食が用いられている。
(中略)
「まず食事なのです。食事は本当に最も大事なことなのです。」とマクマッケン医師は言う。
「そしてあらゆる食事法の中でも、プラントベースダイエットは非常に効果的なアプローチであり、変化をもたらすアプローチです。」
このニュースからわかる事は、アメリカのBellevue病院では「食事」で病を治療するというプログラムが始まったということです。
つまり、世界では「食事(栄養摂取)で病を治療することができる」と考えている医師は多く、食事を治療として確立し始めているという何よりの証拠なのです。
食事・栄養素の重要性を知らない医師は多い。

先程ご紹介したドキュメンタリー映画「健康って何?」の中で「医師の食事・栄養に関する知識不足」が指摘されていることをご紹介しましたが、
日本でも同様に指摘されております。
以下の記事を抜粋します。
「オーソモレキュラー療法」で、日本における第一人者が新宿溝口クリニックの溝口徹院長は以下のようにコメントしております。
慢性疾患では基本的に体内の栄養バランスの乱れが病気を引き起こします。
ですから逆に栄養の体内濃度を正しく調節すれば、体の働きも正常化し、さまざまな病気が治るわけです。
(中略)
実は医師は栄養のメカニズムをあまり理解していません。
それというのも日本の医学部では、栄養に関しては欠乏症などについてしか学ばないからです。
さらに、「医師の食事・栄養の知識不足」を指摘している藤田保健衛生大学医学部教授の東口高志氏も以下のようにコメントしております。
私も医学部ではほとんど栄養学を教わっていません。
卒業後に、自分で勉強するしかありませんでした。
そうすると、栄養摂取でがん細胞がかえって成長するという考え方は正しくないことが分かった。
でも大半の医師は専門外の勉強などしないので、栄養管理に関する知識が欠けている
最近、私もTwitterを通してフォローさせていただいている兵庫県でクリニックをやられている城谷昌彦先生も、医師の栄養に関する知識不足について言及されています。
そもそも多くの医師は栄養失調の存在にも気付いていません。ですから栄養で病気が良くなるなどという発想は起こりませんし、栄養は栄養士に任せておけば良いというぐらいにしか考えていません。
— 城谷昌彦 (@lukesashiya) 2019年1月26日
城谷昌彦先生(@lukesashiya )のTwitterでは、非常に有効な情報が発信されているので、Twitterをやっているのであれば、フォローするのをおすすめします。
また、城谷昌彦先生のブログもございますので、ぜひ読んでみてください。
潰瘍性大腸炎の治療で注力すべきは「食生活(栄養不足)の改善」

長々とお話してきましたが、つまり潰瘍性大腸炎の治療で注力すべきは「食生活(栄養不足)の改善」であるということです。
潰瘍性大腸炎を発症した背景には、食生活の乱れ、それに伴った栄養不足、腸内環境の乱れが関わっているといわれております。
これは、上記でご紹介した先生方たちの共通した意見であり、私が治療の参考としていた安保徹先生の著書でも言われていることです。
つまり、潰瘍性大腸炎を発症したのであれば、対症療法で症状を止めるのが最優先ではなく、食生活を改善し、栄養不足・腸内環境改善を図ることが最も重要であるということなのです。
ただ、多くの人は「食事で治るわけがない」という考えから、食生活や生活習慣を見直すことなく、薬だけに頼る治療を行います。
私も5年間の西洋医学の対症療法の治療では寛解できなかったですが、安保徹先生の著書を読み、食事の改善・生活習慣の改善を行うことによって、健康を取り戻すことができました。
なので、潰瘍性大腸炎における「食生活・栄養」に関する考え方が多くの方に伝われば良いなと考えております。
まとめ
今回は、潰瘍性大腸炎を克服するためには食生活(栄養摂取)の見直しが最重要ということについてお話してきました。
このブログでは何度もお話していますが、病気を治してくれるのは薬ではなく、人間にもともと備わっている免疫力です。
その免疫力を正常化させるためにどうすればよいのか?
食生活を改善し、体が必要としている栄養素をしっかりと摂取することが最も重要なのです。
肝臓は、免疫力と土台となる器官であり、ビタミン・ミネラルを必要とします。
腸は、人間の免疫機能の約7割を担っていると言われており、食物繊維を必要とします。
病気の原因となる「活性酸素」を除去するためには、抗酸化作用のあるビタミンC・ビタミンE・βカロテン・SODなどがあります。
ペンタサも活性酸素を除去する目的で処方されていますが、活性酸素を除去する栄養素は多くあるのです。
そして、これらの栄養素を摂取するためには「普段の食生活」を見直すことが大事になってくるということなのです。
2010年から約10年間以上、
私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。
※2021年現在も健康に過ごしております。
お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!
私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。
あなたは以下のような悩みを持っていませんか?
- 「ステロイドを減量することができない…」
- 「ステロイドの効果が得られなくなってきている…」
- 「免疫抑制剤を服用したくないが仕方なく…」
- 「潰瘍性大腸炎を完治させたい…」
- 「旅行に行けるようになりたい…」
- 「好きなものを食べれるようになりたい…」
そんな悩んでいる方々に是非試してもらいたいと考えております。
私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、
「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」
潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。
↓私が9年間実践している習慣↓
※2021年現在もありがたいことに健康に過ごしています。