皆さん、最近はいかがお過ごしでしょうか?
私は、年明け以降、仕事と乱れた食生活により、排便時とオナラの臭いがきつくなってきたと感じております。(笑)
ただ、この「排便時の臭い」というのは、自分自身の腸内環境・腸内フローラ(腸内細菌叢)の状態を把握する上で、非常に役立つものになっています。
私の場合は、2018年はお正月から食生活の乱れ(肉食メイン、油もの中心)が続いてしまったので、悪玉菌が増殖中ですね。
なので、2月からはしっかりといつも通りの健康的な食事を心がけたいと考えております。
さて、そんな今回は「腸の免疫パワー」が注目されている昨今、さらに「これまで根治が難しいとされてきた病が克服できる可能性がある」と問う記事を見つけましたので、潰瘍性大腸炎で悩む方々に、食事の重要性・腸内環境の重要性を知っていただければと思います。
潰瘍性大腸炎を克服した体験談
私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。
そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。
私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
\私がUCを克服した治療法です!/
※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。
Contents
根治が難しい難病を克服できる可能性を持つ「腸の免疫パワー」

まず、今回私が非常に参考になるなと感じた記事は以下です。
腸内フローラ検査 肥満発見など食生活改善のヒントに(NEWSポストセブン)
この記事を要約すると…
- 腸は消化機能だけでなく、「腸の免疫パワー」が注目されている
- 「腸」には、これまで根治が難しいとされてきた難病が克服できる可能性がある
- 腸内フローラを整える最も有効な手段が「食生活の改善」
- 間違いないのは食物繊維が豊富な食生活
- 腸内細菌が作りだす物質「スペルミジン」は細胞を正常化にする働きがある
非常に潰瘍性大腸炎の方には、一度目を読んでもらいたい記事だなと思います。
食事の重要性、そして潰瘍性大腸炎は完治できるという考えが持てると思いますので是非。
さて、そんな記事を私個人の意見も交えながら詳しく見ていきたいと思います。
消化だけではない、「腸の免疫パワー」

近年、様々な研究が進められ、腸が持つ新たな「力」が次々と明らかになっている。
腸といえば食べ物の消化・吸収、便の排出……「腸の機能」といわれた時に浮かぶのはそうしたイメージだろう。
だが、その範囲にとどまらないのである。
とりわけ注目されるのが「腸の免疫パワー」で、これまで根治が難しいとされてきた病が克服できる可能性だ。
<引用:news.nifty.com>
恐らく潰瘍性大腸炎を患っている方であれば、一般の方よりは健康に関して詳しいと思いますので、腸に人間の免疫機能の70%程度が腸内に集中しているということはご存知かと思います。
そして、この記事で一番私が注目したのは…
「これまで根治が難しいとされてきた病が克服できる可能性がある」
ということを記事にしている点ですね。
私は、自分の実体験から食生活改善による腸内環境改善によって、「病が治る」のを実感していますが、恐らく一般の方は「腸内環境改善」で病気が治るわけないと考える方が大半だと思います。
そんな方々にも、響く内容ではないかなと個人的に思いましたね。
自己免疫疾患の原因は、腸内フローラの乱れ

腸内フローラの乱れが自己免疫疾患や肥満、糖尿病をもたらすことは確かだと考えられている。
<引用:news.nifty.com>
当ブログでも、潰瘍性大腸炎の原因は、食の欧米化が一番の原因とお伝えさせていただいておりますが、まさにそれを裏づけてくれる内容ですね。
腸内フローラ(腸内環境)を乱しているのは、悪玉菌であり、悪玉菌を作りだすのは、肉類や揚げ物など欧米食に多いのは間違いないです。
そして、普段の食生活の方が欧米食中心、洋食中心の場合、腸内フローラ(腸内環境)は乱れてしまう可能性が非常に高いのです。
腸内フローラ(腸内環境)が乱れることによって、人間の免疫力が低下します。
免疫力が低下し、異常をきたし、自己免疫疾患(潰瘍性大腸炎)を発症するということです。
つまり、潰瘍性大腸炎の方にとって、腸内環境を整える食事は非常に重要だということです。
潰瘍性大腸炎の方が摂取すべき正しい食事について
腸内フローラ改善に一番重要なのは「食生活の改善」

万病を防げる可能性を持つ腸内フローラはどうすれば“開花”するのだろうか。
専門家がまず口を揃えるのは「食生活の改善」だ。
国立精神・神経医療研究センター神経研究所特任研究部長の山村隆氏が解説する。
「間違いないのは食物繊維の多い食生活です。私たちが診てきた患者さんのなかに肉の脂肪を減らして玄米食やキノコを多く摂るようになって症状が改善された方も何人かいらっしゃいます。多発性硬化症にならなかった人は、なった人より食物繊維やビタミンの摂取が多く、脂肪や砂糖の摂取が少ないというカナダの調査結果もあります」
<引用:news.nifty.com>
腸内フローラ(腸内環境)を改善するために最も重要とされることは「食生活の改善」と国立精神・神経医療研究センター神経研究所特任研究部長の山村隆先生が解説してくれています。
※山村隆先生の詳細はコチラ
その中でも、特に食物繊維の多い食生活です。
玄米やキノコなどは、まさに食物繊維を多く含んでおり、さらにこれらには不溶性食物繊維が多く含まれております。
不溶性食物繊維は、腸内を綺麗にするお掃除の役割を持っており、悪玉菌が放出した有害物質などを絡め取り排出してくれるのです。
ここで挙げられているキーワードを見ていくと、「肉の脂肪」「砂糖」の二つが出ていていますが、これらは悪玉菌がエサとしている食べ物です。
「肉の脂肪」「砂糖」を極力抑えつつ、食物繊維・ビタミン・ミネラルを豊富に摂取する食生活を送ることが、腸内フローラ(腸内環境)を整えることに繋がり、潰瘍性大腸炎の克服につながっていくのです。
腸内細菌が作りだすスペルミジン

「腸内細菌が作り出す物質ポリアミンの一種であるスペルミジンには、細胞の状態を正常に保つ働きがあり、アンチエイジング効果があります。古くなった細胞のたんぱく質を分解して自食する『オートファジー』を活性化する効果や、細胞の突然変異を抑える効果もあり、認知症やがんの予防も期待できます」
スペルミジンはチーズやみそなどの発酵食品に多く含まれる。中でも「納豆」の含有量が多いとされる。
<引用:news.nifty.com>
非常に私自身も興味深かったのがこの部分です。
腸内細菌の作りだす物質スペルミジンには、細胞を正常に保つ働きがあり、アンチエイジングの効果があるということです。
つまり、これは抗酸化作用ということです。
潰瘍性大腸炎の方にとって抗酸化作用を含む食品がどれほど重要かについてはお話しさせていただいておりますが、その抗酸化物質を放出している腸内細菌がいるということです。
特に、納豆に多く含まれているということですので、潰瘍性大腸炎の方はより一層納豆を普段から食べた方が良いということですね。
「私がテレビの企画で『きんさん、ぎんさん』の蟹江ぎんさんの五女で、現在94歳ながら元気に暮らす蟹江美根代さんの便を調べたところ、平均の2倍ものスペルミジンが観測されました。長寿の方の腸内で多くのスペルミジンが生成されている可能性を示している」
<引用:news.nifty.com>
さらに、興味深いことが長寿で有名な「金さん銀さん」の五女の方の便からは、このスペルミジンが普通の方の2倍も多く観測されたということです。
つまりは、スペルミジンを発生させる腸内細菌を腸内に増やすことは、健康で長生きできるカラダ作りに繋がるということですね。
まとめ
今回は、注目される腸の免疫パワー!腸内フローラと潰瘍性大腸炎についてお話してきました。
潰瘍性大腸炎は、難病指定されている病で、病院に行っても治らないと言われてしまいます。
しかし、どうでしょうか。
腸内フローラ(腸内環境)の重要性を知って、食生活を改善し、継続することで、潰瘍性大腸炎は克服することができるのです。
是非、あなたにも食生活の重要性が伝わればと思い、今回の記事を書かせていただきました。
2010年から約10年間以上、
私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。
※2020年10月現在も健康に過ごしております。
お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!
私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。
あなたは以下のような悩みを持っていませんか?
- 「ステロイドを減量することができない…」
- 「ステロイドの効果が得られなくなってきている…」
- 「免疫抑制剤を服用したくないが仕方なく…」
- 「潰瘍性大腸炎を完治させたい…」
- 「旅行に行けるようになりたい…」
- 「好きなものを食べれるようになりたい…」
そんな悩んでいる方々に是非試してもらいたいと考えております。
私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、
「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」
潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。
↓私が9年間実践している習慣↓
※2020年10月現在もありがたいことに健康に過ごしています。