潰瘍性大腸炎は朝が辛い。午前中に排便・腹痛が来るのはなぜ?

「潰瘍性大腸炎になってから朝が非常に辛い…」

「朝方・午前中が一番腹痛・排便が来る…」

「朝の通勤中に腹痛が来ないか毎日不安…」

上記のように、潰瘍性大腸炎の方であれば、午前中・朝方に排便や腹痛が集中し、朝が辛いと感じていませんか?

私は、「潰瘍性大腸炎あるある」だと考えています。

朝起きて、駆け込むようにトイレへ…、水分や食事を摂取した瞬間に便意を催す…、通勤中はお腹の調子のことばかり気になる…

今回は、潰瘍性大腸炎はなぜ午前中・朝方に「排便・腹痛」が集中するのかについて考えていこうと思います。

 

潰瘍性大腸炎の朝は辛い?

潰瘍性大腸炎を発症した方なら、経験があると思いますが、朝起きてすぐに腹痛・便意が…、朝食を取るとすぐに腹痛・便意が…、通勤中に便意が来ないか非常に不安…。

自宅で出勤の準備をしているときであれば、いつでもトイレに行くことができるので問題ありませんが、寝坊してしまい、朝に排便しないまま、電車やバスに乗ってしまったら…最悪のケースになりますよね。

潰瘍性大腸炎は、ただでさえ便意を我慢できないのに、朝の腹痛や便意は特に我慢できないですよね。

潰瘍性大腸炎は非常に朝~午前中にかけて、非常に辛いのは、よくあるケースなので、不安になることはないでしょう。

では、なんで潰瘍性大腸炎の便意は朝~午前中にかけて集中しているのでしょうか?

 

私たちの体は「朝~午前中」は便意を感じやすいようになっている!

実は、私たちの体はそもそも「朝~午前中」に便意を感じやすいようになっているのです。

まず、便意について学ぶためには、自律神経(交感神経と副交感神経)について知る必要があります。

便意は、腸の蠕動運動と深く関係しています。

そして、腸の蠕動運動はリラックスしている時に優位になっている副交感神経と密接なかかわりがあるのです。

副交感神経が優位になっていると、腸の蠕動運動は活発になります。

そして、副交感神経が一番優位になっている時間帯は、仕事を終えて、自宅でリラックスしている時・就寝中です。

さらに、就寝中は「モチリン」というホルモンが分泌されます。

このモチリンは、消化を助けたり、小腸に残っている便を大腸に送るという作用があり、胃や小腸を空っぽにして、次の日の食べ物・栄養吸収をする準備をすると言われています。

つまり、人間のカラダは仕事が終わってからの夕方から翌朝までの時間帯は、蠕動運動・モチリンにより、便がS状結腸まで移動する時間帯ということです。

蠕動運動やモチリンの影響を受けて、腸内を移動してきた便は、大腸のS状結腸に溜められます。

S状結腸に溜められた便は、1日に2~3回ほど起こると言われている「大蠕動運動」によって、直腸に押し出され、直腸に便が移動してくると脳が「排便したい」という信号を送り、便意を感じるのです。

そして、その「大蠕動運動」は「胃が刺激された時」に起こると言われています。

それは、朝食後・昼食後・夕食後に大蠕動運動が起こると言われていますが、その中でも朝方の胃が空っぽの時の大蠕動運動が一番強く、おこりやすいと言われているのです。

そのため、人間のカラダは朝~午前中にかけての時間帯は、食べた物を排出時間であると言えるのです。

 

潰瘍性大腸炎は、寝ている間に直腸まで言っている可能性がある

そして、潰瘍性大腸炎の場合、寝ている間に便が直腸(脳が便意の信号を出すところ)まで移動している可能性があります。

なぜなら、便の成分を見てみると…

  • 水分:60%
  • 腸壁細胞:15~20%
  • 腸内細菌の死骸:10~15%

潰瘍性大腸炎は、腸壁がただれる病気です。さらに、潰瘍性大腸炎は肛門に近い直腸等に炎症が起こりやすいです。

潰瘍性大腸炎の場合、寝ている間にも直腸で炎症が起きているので、腸壁細胞が爛れ、出血もします。

そのため、直腸には血液・腸壁細胞が溜まっていることが予想されますので、朝起きた瞬間から脳から信号が出され、便意を感じる可能性があると私は考えています。

 

まとめ

 

今回は、潰瘍性大腸炎の朝方から午前中にかけてなぜ便意・腹痛が来るのか?ということについて考えてきました。

まず、人間のカラダは、昨日食べた食品を朝に排出するような体の構造になっているということです。

そして、潰瘍性大腸炎の場合、それに伴い朝方~午前中にかけて非常に強い便意を感じるのは仕方ないことです。

これは、潰瘍性大腸炎のあるあるだと思って上手く付き合っていくしかないですね。

潰瘍性大腸炎の方の一番の注意点は、朝の通勤中での腹痛です。

潰瘍性大腸炎の方は、これらの人間の排便サイクルをしっかりと理解し、朝はしっかりと早起きして、排便してから会社へ通勤することを徹底するしかないでしょう。

そして、潰瘍性大腸炎を克服できれば、朝の排便回数も落ち着いてきますし、朝でも排便を我慢できるようになります。

 

2010年から約9年間、

私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。

お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!

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潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

タクロー

札幌市在住のタクローです。 19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症。 安保徹先生の著書と出会い、「腸内環境と免疫力」の重要性を学び、今では潰瘍性大腸炎を克服することができました。 そんな経験を活かして、潰瘍性大腸炎に関する情報を定期的に配信しております。