腸内細菌の善玉菌は潰瘍性大腸炎を克服する?

「腸内環境を整えた方が良い!」

「善玉菌を増やした方が良い!」

「そもそも、腸内環境を整えるって善玉菌を増やすこと?」

腸内環境を整えて、善玉菌のバランスを増やした方が良いと言われていますが、なぜ腸内環境を整えた方が良いのでしょうか?

善玉菌が増えることでなぜ、潰瘍性大腸炎に良い影響を与えるのでしょうか?

今回は、そんな潰瘍性大腸炎と腸内細菌の善玉菌について考えていこうと思います。

 

潰瘍性大腸炎患者の腸内環境の状態とは?

まず、潰瘍性大腸炎の方々の腸内環境について考えていきましょう。

そもそも、潰瘍性大腸炎を発症する理由の一つとして、「食の欧米化」が大きく関係しています。

乱れた食生活、肉食中心、野菜をほとんど食べない等の食生活を長期間にわたって続けると腸内環境は確実に悪化していると言えます。

そのため、潰瘍性大腸炎の方は、腸内環境が悪化している、悪玉菌が優勢の腸内環境になっているのです。

つまり、腸内環境が悪玉菌中心のため、下痢の症状が出たり、蠕動運動は抑制されているため、腸壁が刺激されず、副交感神経が刺激されません。

そのため、交感神経が優位になり、顆粒球の増加、活性酸素による組織破壊につながるのです。

なので、腸内環境を改善していくことが、潰瘍性大腸炎を克服していくことにつながると言っても過言ではないと私は考えています。

 

腸内環境を整えるってどういうこと?

当ブログでも、腸内環境を改善することが必要と執筆させていただいておりますが、具体的に腸内環境を整えるとはどのようなことなのでしょうか?

それは、腸内環境を改善するとは、善玉菌のバランスを増やす!ということです。

まず、私たちの腸内にいる腸内細菌の総数は決まっているため、善玉菌の数が大幅に増えることはないと言われております。

健康な方の腸内細菌の割合が以下の通りです。

  • 善玉菌:20%
  • 悪玉菌:10%
  • 日和見菌:70%

このうち、私たちの腸内細菌の変化が見られるのが、善玉菌と悪玉菌の部分だけであり、約30%の部分だけです。

この30%の部分で、善玉菌の総数が多いか、悪玉菌の総数が多いかによって、腸内環境の善し悪しが決まるのです。

30%部分の善玉菌の総数が多いと、70%の日和見菌も良い働きをし、悪玉菌が多いと日和見菌は悪い働きをするという構造になっているのです。

 

善玉菌って具体的にどんな働きをするの?

次に、疑問に思うことは「善玉菌ってどんな働きをするの?」と思う方もいるでしょう。

善玉菌の働きについては以下の通りです。

  1. 悪玉菌の増殖防止
  2. 有害物質の発生抑制
  3. 腸内を酸性化にする
  4. 菌やウィルス感染予防
  5. 外来菌の繁殖防止
  6. 下痢の予防
  7. 蠕動運動を活性化
  8. がんの無毒化

などなど、善玉菌はこれらの働きを持っていると言われているのです。

この中で、特に潰瘍性大腸炎に関係のある働きが、「有害物質の発生抑制」「腸内を酸性化にする」「蠕動運動の活性化」です。

善玉菌が優勢の腸内環境になることで、善玉菌が活発に活動し始め、有機酸(酢酸・酪酸など)を作り出します。

すると、腸内環境は酸性に保たれ、腸内が酸性になることによって腸壁が刺激され、蠕動運動が活発になるのです。

その結果、副交感神経が刺激され、自律神経のバランスが整い、顆粒球が増加抑制・活性酸素による組織破壊が抑制され、潰瘍性大腸炎が治癒に向かうという流れなのです。

そして、善玉菌優勢の状態を維持することができれば、「健康的な正のスパイラル」になり、多少食生活が乱れても、悪玉菌の増殖・有害物質の発生を抑制してくれるのです。

腸内環境は、私たち人間の7割の免疫機能が集約されていると言われているほど、重要な機関であり、腸内環境を整えることは、免疫力を向上させることにつながるのです。

 

善玉菌優勢の腸内環境を作るためには?

さて、善玉菌優勢の腸内環境を作るためにはどうすればよいのでしょうか?

ヤクルト・ヨーグルト等の乳酸菌飲料でしょうか?

いいえ。一番重要なのは「食物繊維」です。

乳酸菌も腸内環境を整えるためには有効なものですが、腸内環境には順序があると私は考えております。

潰瘍性大腸炎のように、悪玉菌優勢の悪化している腸内環境を善玉菌優勢にするためには、まず悪玉菌を一層する必要があります。

そのために、必要なのが食物繊維です。

私が考える腸内環境改善の手順は以下の通りであると感じております。

  1. 不溶性食物繊維が悪玉菌の放出した有害物質を絡め取り腸内を掃除する。
  2. 腸内が悪玉菌の活動しにくい環境に変化し、悪玉菌の活動力が低下。
  3. 水溶性食物繊維、乳酸菌などの働きによって善玉菌の活動が活発化。
  4. 善玉菌が有機酸を放出し、悪玉菌はさらに活動力が低下し、減少していく。
  5. 善玉菌が優勢になり、日和見菌も良い働きをし始め、腸内環境が改善される。

上記のような流れで、腸内環境は改善していくと私は考えています。

そのため、潰瘍性大腸炎のように悪玉菌優勢の腸内環境を改善するために、一番必要なのは「食物繊維」(特に不溶性食物繊維が望ましい。)です。

そして、そのあとに「乳酸菌やオリゴ糖」など善玉菌の活動をサポートする栄養素が必要になると私は考えています。

なので、腸内環境を改善したいと考えるのであれば「食物繊維」を積極的に摂取することです。

 

まとめ

 

今回は、潰瘍性大腸炎と善玉菌について考えてきました。

善玉菌は、私たちの健康を維持していくためにとても密接な関係があることは、近年の研究で分かってきているのです。

さらに、細菌ではありますが私たちの免疫機能の約7割も腸内細菌がつかさどっていると言われており、免疫力を向上させるためにも、善玉菌のバランスを増やし、腸内環境を整える必要があるのです。

良く腸内環境を整える目的で、病院の医師は「整腸剤」を処方しますが、あれは全く効果がないと私は感じています。

潰瘍性大腸炎の方であれば、恐らく飲んでいると思いますが、「整腸剤」を飲むより、「食物繊維」が多く含まれている野菜や海藻を食べた方がよっぽど効果的です。

「食物繊維を摂取すること」は、いつでも誰でも気軽にできますので、是非普段の食事から食物繊維量を気にかけてくださいね。

 

2010年から約9年間、

私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。

お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!

私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。

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私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、

「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」

潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

タクロー

札幌市在住のタクローです。 19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症。 安保徹先生の著書と出会い、「腸内環境と免疫力」の重要性を学び、今では潰瘍性大腸炎を克服することができました。 そんな経験を活かして、潰瘍性大腸炎に関する情報を定期的に配信しております。