「風邪を引くと病院で処方される抗生物質」
「悪い菌も良い菌も全て死滅させる抗生物質」
病院の先生もそこまで躊躇なくしている抗生物質。
潰瘍性大腸炎の方も症状が悪化した時などに処方されることも多いのではないでしょうか?
以前、当ブログで「潰瘍性大腸炎と抗生物質」の記事を執筆させていただいておりましたが、抗生物質と潰瘍性大腸炎に関するネットニュースを発見しいましたので、今回はご紹介させていただこうと思います。
潰瘍性大腸炎を克服した体験談
私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。
そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。
私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
\私がUCを克服した治療法です!/
※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。
過剰な抗生物質が原因で潰瘍性大腸炎に!?

まずは、抗生物質と潰瘍性大腸炎に関するニュースは以下の通りです。
抗生物質の過剰な服用で腸内の細菌群が乱れると、口や腸などに生息する普段は無害な細菌「肺炎桿菌(かんきん)」により、慢性腸炎が起きる可能性があることが分かった。慶応大の本田賢也教授や早稲田大の服部正平教授らが11日までに米科学誌サイエンスに発表した。
肺炎桿菌は高齢者や入院患者に肺炎や尿路感染症などを引き起こすことが知られていた。研究チームは抗生物質の過剰な服用に注意を呼び掛ける一方、肺炎桿菌を標的とする抗生物質を開発できれば、潰瘍性大腸炎やクローン病などの慢性腸炎の新薬になるとの見方を示した。
腸内細菌群が正常なマウスに肺炎桿菌を投与しても腸管で増殖しなかったが、抗生物質とともに投与する実験では増殖。さらに肺炎桿菌に対応し、過剰に活性化すると炎症を引き起こす免疫細胞の一種「TH1細胞」も増えた。腸炎のマウスに肺炎桿菌を投与すると、強い炎症が起きた。(2017/11/11-05:30)<引用:www.jiji.com>
いかがだったでしょうか?非常に興味深いニュースですよね。
慶応と早稲田の共同研究チームが、健康な人にも存在している普段は無害な細菌が高氏物質の過剰な摂取により、腸内環境が乱れてしまうと、その普段は無害な細菌が悪さをして潰瘍性大腸炎やクローン病等の原因になるというものなのです。
風邪を引いた時も、処方される抗生物質を気軽に摂取している方も非常に多いのではないでしょうか?
そんな抗生物質が潰瘍性大腸炎の原因になっている可能性があるとは驚きですね。
ただ、「抗生物質により腸内環境が悪化したことが原因で潰瘍性大腸炎を発症」の逆に捉えると、「腸内環境を改善することができれば完治する」ということにもなりますよね。
今回の記事では、これらの考え方から潰瘍性大腸炎やクローン病の新薬開発につながる可能性があるとも記されておりますね。
腸内環境改善が潰瘍性大腸炎完治のカギ!

今回のニュースは、潰瘍性大腸炎にとってとても有意義なものである私は感じております。
もちろん、「抗生物質を過度に服用しない方が良い」ということも一つですが、潰瘍性大腸炎の原因には、腸内環境が環境しているということがわかりますよね。
つまりは、「腸内環境を改善すること」が潰瘍性大腸炎完治のカギにつながるのです!
腸内環境を改善というのは、善玉菌優位の腸内環境にするということです。
善玉菌優位の腸内環境になると、善玉菌は酢酸等の酸性物質を放出します。
善玉菌の酸性物質は、私たちの腸壁を刺激すると言われております。
そして、善玉菌の酢酸によって私たちの腸壁が刺激されると副交感神経が刺激されます。
副交感神経が優位になると、顆粒球が減少し、活性酸素の発生を抑制してくれるのです。
善玉菌優勢な腸内環境が持続し続けると、副交感神経と交感神経のバランスがとれるようになり、免疫力が正常化・向上していきます。
その結果、潰瘍性大腸炎は完治に向かうのです。
ここで私がいいたいことは、腸内環境を改善することと免疫力を向上させるということは、イコールなのです。
つまり、今回のニュースからわかったことは、「腸内環境の悪化(免疫力の低下)」により、普段はなんら無害な菌(免疫力が正常な時は悪さを抑えれていた)が悪さをし始めて、クローン病や潰瘍性大腸炎を発症させてしまう原因となっているという可能性が分かったということですね。
でも、実はこれって安保徹先生の著書に書いてあることとほぼ同じなんですよね。
ちなみに、安保徹先生の著書「薬をやめると病気は治る」は2004年3月に発売された本です。
約13年前には、潰瘍性大腸炎の原因について語られていたにもかかわらず、患者数は右肩上がりに増え続け、ステロイドや免疫抑制剤、ペンタサといった間違った対症療法が続けられていたということになりますよね。
そして、今回もニュースに出ている通り、最近の研究よって2004年ごろに発表されていた安保徹先生の考えが証明され始めているということになりますね。
腸内環境を改善し、免疫力を向上させよう!

今回のニュースにも、新薬開発につながる可能性があると記されております。
しかし、そんな新薬開発を待つよりも、手っ取り早い方法があります。
それが、「腸内環境を改善すること(免疫力を向上させること)」です。
腸内環境を改善すること(免疫力向上)は、「今すぐ」「どなたでも」できます。
薬なんて飲まなくたって、新薬をまたなくたって腸内環境を改善することは誰できますよね。
それが、当ブログでお伝えしている一番重要な要素の部分である「食物繊維」と「野菜に含まれる栄養素」をしっかりと摂取し続けることにつながるのです。
食物繊維は、腸内環境にはなくてはならない栄養素です。
なぜなら、水溶性食物繊維は善玉菌の活動を活発にする働きをし、不溶性食物繊維は悪玉菌の放出した有害物質などを体外へ排出してくれます。
野菜に含まれているビタミン・ミネラルは、私たちが生命活動を続けていく上で必要不可欠の栄養素です。
さらに、その中でも強い抗酸化作用を持つのがニンジン等に多く含まれている「βカロテン」と、大麦若葉青汁に多く含まれている「SOD酵素」は活性酸素を除去してくれるのです。
食物繊維で腸内環境を改善を目指し、野菜に含まれるビタミン・ミネラルをしっかり摂取し、活性酸素を除去していくことができれば、潰瘍性大腸炎はなんら怖い病気ではないということですね。
まとめ
今回は、潰瘍性大腸炎と抗生物質に関するネットニュースをご紹介してきました。
あなたは、こういったニュースを見てどのように感じましたか?
潰瘍性大腸炎の原因が解明されれば解明されるほど、安保徹先生の著書に記されていることの信憑性の高さを感じている私です。
私は、2010年から食事で免疫力・腸内環境を改善・向上することに尽力してきました。
もし、あなたも潰瘍性大腸炎を完治させたい!完治できるんじゃないか?と感じたのならば、腸内環境を改善し、免疫力を向上させる生活習慣を継続してみてくださいね。
その日々の積み重ねが、必ず明るい未来につながると思いますので。
2010年から約10年間以上、
私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。
※2020年10月現在も健康に過ごしております。
お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!
私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。
あなたは以下のような悩みを持っていませんか?
- 「ステロイドを減量することができない…」
- 「ステロイドの効果が得られなくなってきている…」
- 「免疫抑制剤を服用したくないが仕方なく…」
- 「潰瘍性大腸炎を完治させたい…」
- 「旅行に行けるようになりたい…」
- 「好きなものを食べれるようになりたい…」
そんな悩んでいる方々に是非試してもらいたいと考えております。
私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、
「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」
潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。
↓私が9年間実践している習慣↓
※2020年10月現在もありがたいことに健康に過ごしています。