「魚卵って脂肪が多そうだけど潰瘍性大腸炎が食べても大丈夫?」
「魚卵を食べ過ぎると痛風になってしまうというイメージが定着してるけど大丈夫?」
お寿司屋さんなどにいくとある人気メニューのいくら・とびっこ・数の子などなど。
潰瘍性大腸炎の方でも大好きな方は多いのではないでしょうか?
しかし、魚卵と聞くと脂質が多いイメージがあり、プリン体・コレステロールを多く含んでいると言われていることから、昔から痛風の原因と言われてきました。
脂質を制限しないといけない潰瘍性大腸炎なら、特に心配になってしまいますよね。
今回は、そんな潰瘍性大腸炎と魚卵について考えていこうと思います。
潰瘍性大腸炎を克服した体験談
私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。
そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。
私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
\私がUCを克服した治療法です!/
※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。
魚卵ってどんなものがあるの?

まず、魚卵にはどのようなものがあるかについて考えていきましょう。
- いくら
- 筋子
- たらこ
- 明太子
- 数の子
- カニみそ
- ウニ
私たちの身の回りにある魚卵は上記のとおりです。
一番私たちの身近な魚卵と言えば、おにぎりの具にもなる「たらこ」「明太子」「筋子」「いくら」ではないでしょうか?
いくらは、とくに好きな方も多いと思いますが、贅沢病と言われている痛風の原因になると考えられています。
魚卵と聞くとプリン体を多く含んでいると言われていますが実際にそうなのでしょうか?
魚卵に含まれる栄養素とは?

次に、いくら・たらこなどの魚卵に含まれている栄養素について考えていこうと思います。
魚卵を代表していくらの100gに含まれている栄養素について見ていこうと思います。
- カロリー:272kcal
- たんぱく質:約32g
- 脂質:約15g
上記を見てみると確かに脂質も多く含んでおります。
続いて、ビタミン・ミネラルについて見ていきましょう。
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンD
- ビタミンE
- 鉄
- 亜鉛
- マグネシウム
- リン
ビタミン・ミネラルの栄養素について見ていくと、非常に豊富なビタミン・ミネラルを含んでいることが分かります。
さらに、潰瘍性大腸炎に有効とされている傷ついた腸壁を再生するのに必要な葉酸などのビタミンB群も豊富に含んでおります。
加えて、鉄分・亜鉛も含んでいることから貧血改善にも非常に有効ですね。
続いて、魚卵で気になるのがプリン体の含有量ですよね。
プリン体を多く含んでいる食材を調べてみました。
- 干しシイタケ(約380mg)
- 鶏レバー(約310mg)
- 豚レバー(約280mg)
- 牛レバー(約210mg)
- カツオ(約210mg)
- マイイワシ(約210mg)
- ブロッコリー(約70mg)
- ホタテ(約70mg)
- カリフラワー(約50mg)
- もやし(約40mg)
- そら豆(約30mg)
- 筋子(約15mg)
- いくら(約5mg)
いかがですか?
痛風の原因とされているプリン体ですが、魚卵よりも多く含んでいる食品は多くあるどころか、実は魚卵はプリン体がそんなに含まれていないということがわかったのです。
さらに、それよりも魚卵には、DHA・EPA・アスタキサンチン(ビタミンEの約500倍以上の抗酸化作用を持つ成分)を多く含んでいるということがわかったのです。
EPAは、当ブログでもご紹介しておりますが、抗炎症作用があるのが青魚に多く含まれているEPAです。
潰瘍性大腸炎の方であれば特に積極的に摂取した方が良いのはおわかりの通りですよね。
なので、魚卵は健康を維持するためには積極的に摂取した方が良い食品と言えますね。
潰瘍性大腸炎は魚卵を食べてもいいの?

続いて、潰瘍性大腸炎はいくら・明太子などの魚卵を食べていいのか?という点について考えていこうと思います。
上記で見てわかるように、魚卵にはとても豊富な栄養素が含まれていることがわかります。
脂質が確かに多いかもしれませんが、この脂質は魚介類に含まれている不飽和脂肪酸のため、血をサラサラにする効果があると言われている脂質です。
さらに、EPAは抗炎症作用があるため、潰瘍性大腸炎の方は特に摂取した方がよい栄養素ですよね。
アスタキサンチンは、非常に高い抗酸化作用を持つ栄養素と言われており、潰瘍性大腸炎のように活性酸素が原因となっている病気の場合には積極的に摂取するべきです。
傷ついた細胞を再生させるビタミンB群・葉酸も多く含んでいますから、潰瘍性大腸炎の場合、控えるどころか、積極的に食べたいほどの食品であると言えます。
なので、回転寿司に言ったらいくらは積極的に食べるくらいで問題ないですね。
まとめ
今回は、潰瘍性大腸炎といくら・たらこなどの魚卵について考えてきました。
魚卵って聞くと、たくさん食べてしまうとコレステロール・プリン体の過剰摂取になってしまうというイメージから、なんとなく少量しか食べてはいけないと思われている方も多かったのではないでしょうか?
実際に調べてみると、魚卵にはプリン体はそれほど含まれていませんし、それよりもDHA・EPA・アスタキサンチンなど健康な方はもちろん、潰瘍性大腸炎の方にも非常におすすめの食品であると言えますね。
なので、これからの秋は秋鮭が美味しい季節でもありますので、スーパーで筋子が売られていたご自宅でいくらの醤油漬けを作ってみてはいかがでしょうか?
そして、普段の食生活を見直し、しっかりと必要な栄養素が摂取できているのか、一度考えてみてくださいね。
腸内環境を改善し、免疫力を向上することが潰瘍性大腸炎を完治させる唯一の方法なのです。
2010年から約10年間以上、
私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。
※2021年現在も健康に過ごしております。
お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!
私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。
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私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、
「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」
潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。
↓私が9年間実践している習慣↓
※2021年現在もありがたいことに健康に過ごしています。