なぜ、潰瘍性大腸炎は若者に多いのか?腸内細菌叢は幼少期に決まる?

「10代で潰瘍性大腸炎を発症した。」

「小学生で潰瘍性大腸炎を発症した。」

近年、潰瘍性大腸炎の患者数は、右肩上がりに増え続けていますが、潰瘍性大腸炎患者は若い世代に非常に多いです。

若いうちは、病気の心配はいらないから何でも食べろ!と言われて育ってきた私ですが、そんな神話は崩れ始めてきていますよね。

潰瘍性大腸炎の場合早い方で、小学生のうちに発症する方も珍しくないでしょう。

私が、潰瘍性大腸炎を発症したのは19歳の時で、初めて入院した病院には、私の2つ上の21歳の潰瘍性大腸炎の方が入院していたのを覚えております。

今回は、そんな潰瘍性大腸炎が若い世代に多い理由について私なりの考えをお話ししたいと思います。

 

なぜ、潰瘍性大腸炎は若者が多いのか?

なぜ、潰瘍性大腸炎患者は若い世代に多いのかということに対して、私が一番実感していることは、食生活であると考えております。

私自身の経験から感じることは、幼少期の頃から欧米食が中心であり、野菜や魚を食べない生活を長期間続けることこそが一番の要因なのではないかと考えております。

実際に私は、幼少期の頃は、非常に偏食で、好きなものしか食べない子供でした。

そして、食べているのは大体肉中心であり、大学に上がるまで、ほとんど魚を食べたことがありませんでした。

食生活が原因なら、若い世代以外でも発症例が多いのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。

まずは、下のグラフを見てください。

<出典:www.5aday.net>

<出典:www.otsuka.co.jp>

上記のグラフは、野菜と食物繊維の1日当たりの摂取量を世代別に分けたグラフです。

このグラフが潰瘍性大腸炎の発症と関係していると私は考えています。

グラフを見てみると、野菜と食物繊維の摂取量は、若い世代の方が少ない傾向であることが分かります。

若い世代は野菜をほとんど食べていないということが、このグラフから読み取ることができるのです。

そして、50代以上の世代は、野菜の摂取量が多くなっていますよね。

潰瘍性大腸炎の発症年齢のピークは20~35歳となっており、それ以降は減少傾向にありますよね。

つまり、若い世代は野菜を食べていないことから、欧米食の食生活を長い期間・継続的に送っている確率が他の世代に比べて高くなっているということです。

若い世代の野菜を食べていない方は、腸内環境が著しく継続的に悪化していき、悪玉菌優勢の腸内環境が長期的につづき、その結果、潰瘍性大腸炎は若い世代に多く発症してしまうということであると考えております。

ただ、現在日本食を継続的に摂取している方が非常に少ないため、今後は若い世代だけでなく40~50代でも潰瘍性大腸炎を発症する方が増えても全くおかしくないと私は感じています。

 

なぜ、昔の日本では潰瘍性大腸炎が少なかったのか?

潰瘍性大腸炎は、昔の日本にはほとんどいなかったという事実もあります。

昔と現在で何が違うのか?ということを考えた時に、潰瘍性大腸炎の原因と考えられる要素が2点あると思います。

1つ目は、上記でお話しした「食生活」。

2つ目は、文明が進化し、ゲームをする子供たちが増え、運動量が減少したことです。

私も小さい頃親や祖父母に言われておりましたが、「若いうちは、何を食べても動くから大丈夫!」と言われて育ってきました。

昔の日本は、食生活が欧米化していなかったことに加えて、ゲーム等の娯楽がなかったため、若い世代は外で遊ぶことが主流だったでしょう。

それが、近代になると食生活は欧米化し、ジャンクフードなどを口にする機会も増え、さらにゲームが普及したことにより、外で遊ぶことも減ってきたことが予想されます。

その結果、近代の若い世代は、腸内環境が悪化していることに加えて、運動も行わないため、免疫力が昔の子供よりも、はるかに低下していることが予想できます。

 

腸内環境は幼少期に決まる!

上記の動画でもわかるように、子供のコアラは、お母さんのウンチを食べることによって、ユーカリを消化できる腸内環境に成長することができるのです。逆にお母さんコアラのウンチを食べないとユーカリを消化できないコアラになってしまうというのです。

そして、面白いことに人間にもこれと同じようなことが起きるという腸内環境に関して、非常に興味深い論文があったのです。

それは、「腸内環境は、幼少期に腸内細菌叢が形成される。そして、一度形成された腸内細菌叢は、その後食生活を大きく変えたとしても、腸内細菌叢は変わらないことが多い。」というものです。

免疫機能をつかさどる腸内細菌は、幼少期にほとんど決まると言っても過言ではないのです。

つまり、幼少期に肉などの欧米食ばかりを摂取し続けるということは、その後の人生において、潰瘍性大腸炎や生活習慣病になりやすい体を形成してしまうということであると私は考えております。

 

まとめ

 

今回は、潰瘍性大腸炎がなぜ若い世代に多いのかということについて考えてきました。

私の個人的な考えではありますが、潰瘍性大腸炎発症に大きくかかわっているのは、「食生活」であると感じています。

潰瘍性大腸炎に若い世代の患者が多い理由は、過度の欧米食と野菜・食物繊維不足であると私は考えています。

そして、私たち人間の腸内環境を形成するのに重要なのは幼少期です。

もし、お子さんがいる方は、幼少期こそ食生活に気を使い、健全な腸内細菌叢が育つような食育をしてあげてくださいね。

腸内細菌叢が今後の人生での病気の発症の有無を大きく分けると思いますので。

 

2010年から約9年間、

私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。

お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!

私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。

あなたは以下のような悩みを持っていませんか?

  • 「ステロイドを減量することができない…」
  • 「ステロイドの効果が得られなくなってきている…」
  • 「免疫抑制剤を服用したくないが仕方なく…」
  • 「潰瘍性大腸炎を完治させたい…」
  • 「旅行に行けるようになりたい…」
  • 「好きなものを食べれるようになりたい…」

そんな悩んでいる方々に是非試してもらいたいと考えております。

私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、

「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」

潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。

 

↓私が9年間実践している習慣↓

 

ABOUTこの記事をかいた人

タクロー

札幌市在住のタクローです。 19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症。 安保徹先生の著書と出会い、「腸内環境と免疫力」の重要性を学び、今では潰瘍性大腸炎を克服することができました。 そんな経験を活かして、潰瘍性大腸炎に関する情報を定期的に配信しております。