「潰瘍性大腸炎の回復のために必要な栄養素は?」
「傷・潰瘍の回復を促すために必要な栄養素は?」
上記のように考えている潰瘍性大腸炎の方は多いのではないのでしょうか?
潰瘍性大腸炎である場合、何か一つの栄養素だけという風に絞り込むことはできませんが、重要な栄養素としてあげられるのが「葉酸」です。
ただ、葉酸と聞くと妊婦の方が摂取した方が良い栄養素であると考える方もいらっしゃると思いますが、実は、潰瘍性大腸炎のように潰瘍・傷を負っている方も摂取した方がいいのです。
今回は、潰瘍性大腸炎と葉酸について考えていこうと思います。
潰瘍性大腸炎を克服した体験談
私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。
そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。
私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
\私がUCを克服した治療法です!/
※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。
Contents
葉酸とは?

葉酸とは、ビタミンB群の含まれているビタミンの仲間です。
葉酸は、ほうれん草の葉っぱから発見されたということは有名な話かと思いますが、その名の通り、緑葉野菜に多く含まれている栄養素になっております。
さらに、葉酸は、ビタミンB12と一緒に「造血のビタミン」と呼ばれており、私たち人間の赤血球の生成に深くかかわっている重要な栄養素なのです。
葉酸の健康効果とは?

葉酸が私たちのカラダにもたらす健康効果について見ていきましょう。
主に、私たちの細胞分裂、合成等の働きに深くかかわっていると言われており、妊娠中の胎児の成長、胃や腸などの粘膜の再生・回復、赤血球の生成するのに必要なのです。
さらに、葉酸が不足してしまうと以下のような症状を起こしてしまう可能性があります。
口内炎・舌炎・胃潰瘍など
葉酸が不足すると消化器系内臓などの粘膜に潰瘍が多く発生してしまうと言われております。
消化器系の粘膜では、普段から細胞の入れ替わりが非常に頻繁に行われいるため、葉酸が不足することによって様々な疾患を発症してしまうのです。
貧血
貧血を改善するためには、鉄分を摂取すれば良いと考えているかもしれませんが、実は貧血を改善するためには、鉄分だけではなく、葉酸もしくはビタミンB12も摂取しなければいけないのです。
そのため、鉄分が足りてても、葉酸やビタミンB12が不足していた場合、正常に血液が生成されないため、貧血はなかなか解消されないのです。
薄毛・抜け毛
葉酸が不足することにより、毛根細胞の細胞や頭皮の細胞など再生に支障をきたしてしまうといわれております。
そのため、薄毛予防にも葉酸は役立つと言われているのです。
葉酸の欠乏症
実は潰瘍性大腸炎の方がなりやすいのは、葉酸の欠乏症です。
葉酸は、下痢で非常に多くの葉酸が失われてしまいますので、潰瘍性大腸炎のように普段から下痢をすることが珍しくない疾患の場合、健康な方よりも葉酸を多めに摂取していないと、すぐに不足がちになってしまう可能性が高いのです。
欠乏症の症状は、貧血・疲労感を感じやすくなる・精力衰退などの症状が出始めてしまうのです。
そして、葉酸が不足し続けると口内炎などができやすくなったりと、粘膜に症状が出始めますので、口内炎ができやすいと悩んでいる方は葉酸を摂取することをおすすめします。
葉酸の1日の摂取量は?

さて、そんな潰瘍性大腸炎の方には必須な栄養素である葉酸ですが、次に1日にどれほどの量を摂取すればよいのでしょうか?
葉酸の摂取量については以下のように言われております。
男性 | 女性 | |
18歳以上 | 240g | 240g |
18歳以上(妊婦) | – | 440g |
上記を見て頂くとわかる通り、健康な成人男性も女性も1日240gほどの葉酸を摂取することが推奨されております。
さらに、妊娠した女性は、440~480gの葉酸を摂取することが推奨されているのです。
妊娠した女性は、お腹の中の赤ちゃんの成長のために葉酸を多く消費してしまいます。
そのため、多くの葉酸を摂取した方が良いとされているのです。
妊婦の方が、葉酸を摂取しているのは、赤ちゃんが多くの葉酸を求めていることもありますが、先天性の疾患の予防効果があるため、サプリメントなどを愛用しているんですね。
潰瘍性大腸炎も慢性的な潰瘍が生じ、慢性的な下痢を伴うため、葉酸が多く失われてしまっている可能性が非常に高いため、健康な方よりも葉酸を摂取した方が良いのです。
葉酸を多く含む食品は?

さて、葉酸を積極的に摂取するためにはどのような食品を摂取すればよいのでしょうか?
葉酸を多く含んでいる食品は以下の通りです。
- ほうれん草
- 小松菜
- ブロッコリー
- 枝豆
葉酸は緑葉野菜に多く含まれており、上記は特に代表的な野菜になっております。
それに加えて、私がおすすめしている青汁にも葉酸が豊富に含まれているので、青汁を飲むということは葉酸も一緒に摂取することができるのです。
葉酸のデメリット・欠点とは?

葉酸の欠点・デメリットとして、葉酸は水溶性ビタミンのため、調理する段階で多くの栄養が失われてしまうのです。
葉酸は、熱や水で煮てしまうと、栄養が失われてしまうので実際に野菜に含まれている葉酸がそのまま摂取できるわけではないのです。
例えば、ほうれん草100gあたりには、210μgの葉酸が含まれていると言われております。
仮に、潰瘍性大腸炎の方が400μgの葉酸を摂取するのであれば、ほうれん草を200g食べれば1日に必要な葉酸を摂取できることになりますが、ほうれん草を調理して、私たちが摂取する時点で、ほうれん草に含まれている葉酸は50%程度まで減少していると言われているのです。
つまり、潰瘍性大腸炎の方が1日に必要な葉酸を摂取するためには、ほうれん草を400gも摂取しないといけないことなのです。
葉酸を摂取するのにおすすめのサプリメントは?
葉酸を毎日継続的に摂取していくためには、食事だけで摂取していくのは正直あまり現実的ではないことが分かっていただけかと思います。
そこで、私がおすすめしているのがサプリメントもしくは青汁を飲むことです。
前回も紹介させていただいておりますが、私がおすすめしている葉酸サプリメントは「ララリパブリック」です。
こちらの葉酸サプリメントは、楽天市場の葉酸サプリメントランキングで、アメリカ・フランス・日本で1位を獲得している商品であり、非常に顧客からの満足度の高いサプリメントとなっております。
葉酸も400μg含まれている上に、鉄分、その他には大麦若葉・ケールなどの青汁の成分も含まれていることからビタミン・ミネラルも一緒に摂取できる葉酸サプリメントなのです。
さらに、コスパも私が葉酸サプリメント13商品比較した結果、2番目に安く愛飲できるサプリのため、価格も安くて継続しやすい商品と言えますね。
葉酸サプリメントの購入を検討している方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は、潰瘍性大腸炎と葉酸について考えてきました、
読んでいただいた通り、葉酸は細胞分裂・再生に必要な栄養素であるため、潰瘍性大腸炎の潰瘍の再生に必要な栄養素の一つであるため、積極的に摂取したいですよね。
さらに、葉酸は下痢などで多く失われてしまうため、潰瘍性大腸炎の方の場合、葉酸不足に陥ってしまっている可能性が高いのです。
葉酸は、食物繊維と同様に食事だけで摂取しようとすると大変ですので、サプリメントや青汁などで補って摂取していくのがおすすめになっております。
是非、普段の食事にも気を使うと同時に、葉酸がしっかりと摂取できているか、ご自身で確認してみてはいかがでしょうか?
そして、足りていないようでしたら、サプリメント等を愛用してみてください。
2010年から約10年間以上、
私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。
※2021年現在も健康に過ごしております。
お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!
私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。
あなたは以下のような悩みを持っていませんか?
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私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、
「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」
潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。
↓私が9年間実践している習慣↓
※2021年現在もありがたいことに健康に過ごしています。