「潰瘍性大腸炎は卵を食べてもいいの?」
「卵は動物性たんぱく質?」
潰瘍性大腸炎になると高タンパクの食事を心がけるようにと指導されます。
しかし、潰瘍性大腸炎は肉などの動物性タンパク質はあまり摂取しない方が良いとされています。
そんなとき疑問に思うのが、「卵は動物性たんぱく質なの?」という点です。
恐らく、ほとんどの潰瘍性大腸炎の方は、卵を食べてよい食べ物として摂取しているのではないでしょうか?
今回はそんな生卵・ゆで卵と潰瘍性大腸炎について考えていこうと思います。
潰瘍性大腸炎を克服した体験談
私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。
そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。
私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
\私がUCを克服した治療法です!/
※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。
生卵・ゆで卵に含まれている栄養素は?

まずはじめに、生卵・ゆで卵に含まれている栄養素についてみていきましょう。
ゆで卵1個(約60g程度)に含まれている栄養素は以下の通りです。
- カロリー:90kcal程度
- たんぱく質:7.5g程度
- 脂質:6g程度
- 炭水化物:0.2g程度
ゆで卵に含まれている栄養素を見てみると意外に脂質が多く含まれていることが分かりますね。
ちなみに、卵黄に多くの脂質が含まれていることから、潰瘍性大腸炎の食事では、卵白だけを摂取している方もいるのではないでしょうか?
卵白は非常に高たんぱくな食品として有名かと思いますし、潰瘍性大腸炎の食事として出されていることも多いと思います。
なので、たんぱく質を摂取するのには非常に優れた食品であることが分かりますが、卵は動物性たんぱく質なのか?について次は考えていきたいと思います。
潰瘍性大腸炎は卵を食べていいの?

され、続いて検討していくのは潰瘍性大腸炎は卵を食べてもいい食品なのかという点です。
食べてもいいかどうかのジャッジは、卵が動物性たんぱく質なのか否かという点でしょう。
その点から考えると、卵は動物性たんぱく質に該当します。
なので、潰瘍性大腸炎の食事としては、あまり摂取しない方が良い食品であることが言えるでしょう。
ただ、私の実体験ですが、卵を食べたからと言って体調が悪化したり、お腹を下したことはないので、それほどの悪影響はないと考えています。
しかし、星野式ゲルソン療法の著書内では、卵は動物性たんぱく質に該当していることから、摂取しないことが望ましいとされていることから、潰瘍性大腸炎の方も卵はなるべく控えた方が良い食品であるといえますね。
そもそも、なぜ動物性たんぱく質だったら摂取しない方が良いのかといいますと、動物性タンパク質は、腸内に入ると腐敗し、悪玉菌のエサになります。
そして、悪玉菌はアンモニアなどの有害物質を放出し、腸内環境を悪化させる要因になります。
腸内環境が悪化するということは、免疫力の低下、潰瘍性大腸炎の悪化、または生活習慣病の原因にまで発展するのです。
なので、以上のことから、卵は極力摂取しない方が良いといえるでしょう。
ゆで卵に多く含まれている「セレン」とは?

ただ、卵に多く含まれる栄養素の中に「セレン」という栄養素があります。
このセレンは、非常に強い抗酸化作用があり、生活習慣病の予防の効果的と言われております。
潰瘍性大腸炎は、自律神経のバランスが乱れたことにより、活性酸素が大量に放出されたことが原因であるといわれておりますので、その活性酸素を抑えることは、潰瘍性大腸炎の症状の緩和につながると考えられますね。
このセレンが不足してしまうと、免疫力が低下するといわれており、さらにこのセレンを普段から多く摂取している方は、生活習慣病であるがんの発症率が低下すると言われております。
ただ、セレンには中毒性があるため、過剰に摂取することには注意が必要です。
そのため、昔から「卵は1日1~2個まで」といわれているんですね。
なので、強い抗酸化作用がある「セレン」を多く含む卵は、一概に潰瘍性大腸炎にとって悪い食品であるとは言えないかもしれません。
ただ、セレンは卵以外にも魚介類や、海藻類に含まれているので、潰瘍性大腸炎の場合はそちらから摂取することがおすすめです。
まとめ
今回は、潰瘍性大腸炎と生卵・ゆで卵について考えてきました。
卵は、高たんぱくな食品のため潰瘍性大腸炎の食事として普段から積極して摂取している方も多いかと思いますが、卵は動物性たんぱく質に該当するため、星野式ゲルソン療法ではあまり摂取しない方が良いといわれておりますね。
そのため、卵を食べたからと言ってすぐに体調が悪くなることはないと思いますが、腸内環境の悪化の原因になる可能性医がありますので、潰瘍性大腸炎であれば、控えた方が良い食品の一つと言えるでしょう。
潰瘍性大腸炎でたんぱく質を摂取したいのであれば、大豆食品(納豆・豆腐・きな粉)で摂取することがおすすめですし、強い抗酸化作用があるセレンを摂取したいのであれば、牡蠣や海藻類・魚介類から摂取することが望ましいかと思います。
是非、普段の食事を見直してみてくださいね。
2010年から約10年間以上、
私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。
※2021年現在も健康に過ごしております。
お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!
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