「おにぎりには必須の海苔」
「お寿司の軍艦巻きにも必須の海苔」
「日本人になじみ深い海苔」
私たちの食生活に一番馴染みが深い海藻の食品と言えば、海苔ではないでしょうか?
海苔と言えば、おにぎりにまかれているのが一番イメージされる食品であり、脇役の食品。
しかし、そんな脇役食品でも潰瘍性大腸炎に有効な食物繊維がたっぷりと含まれていることをご存じだったでしょうか?
今回は、そんな潰瘍性大腸炎と海苔について考えていこうと思います。
潰瘍性大腸炎を克服した体験談
私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。
そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。
私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
\私がUCを克服した治療法です!/
※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。
Contents
食物繊維がたっぷり含まれている海苔

まずは、海藻類の食物繊維の含有量の比較表をご覧ください。
順位 | 品目 | 食物繊維含有量(100g中) |
1位 | 乾燥ひじき | 約52.0g |
2位 | 昆布 | 約39.1g |
3位 | 焼き海苔 | 約36.0g |
4位 | 乾燥わかめ | 約33.0g |
5位 | あおさ | 約29.0g |
<引用:日本食品標準成分表より>
上記の表は海藻類の中で食物繊維の含有量が多いトップ5をまとめたものです。
脇役食品としての印象が強い海苔ですが、何と食物繊維の含有量が海藻類の中で3位と非常に高い含有量を誇っているのです。
海苔は、それほど高価な食品でもないですし、味付け海苔ならちょっとお口がさみしい時おやつとしてもとてもいいのではないでしょうか?
海苔に含まれている食物繊維は水溶性食物繊維

海苔には、多くの食物繊維が含まれていることがご理解いただけたと思いますが、海苔に含まれている水溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維は、ご存じの通り、腸内に入ると水を吸収しゲル状になり、善玉菌の活動を活発にすると働きがあり、整腸作用を有しています。
そんな水溶性食物繊維がたっぷりと含まれている海苔は、潰瘍性大腸炎の方が水溶性食物繊維を摂取するのにはもってこいの食品なんです。
海苔は潰瘍性大腸炎に有効な栄養素を含んでいる!

脇役食品のイメージが強い海苔には、食物繊維だけではなく、他にも潰瘍性大腸炎改善に有効とされている栄養素がいっぱい含まれているのです。
海苔に含まれている栄養素をご紹介しようと思います。
鉄分・亜鉛
潰瘍性大腸炎の合併症とも言える貧血。そんな貧血の予防改善してくれるのがご存じの鉄分。海苔には、そんな鉄分も含まれているのです。
それに加えて、潰瘍性大腸炎になると不足しがちになるのが亜鉛。
亜鉛は、肝臓が必要とするミネラルの一つであり、不足すると肝臓の機能低下に伴い免疫力の低下を招きます。
それだけではなく、男性なら勃起不全、女性なら生理不順を起こし、これらは亜鉛不足からくる症状なのです。
なので、上記のような自覚症状を感じているなら亜鉛を積極的に摂取する必要があります。
葉酸
粘膜や皮膚を健康に保つ、傷ついた粘膜や細胞の再生に必要とされているのが葉酸です。
恐らく潰瘍性大腸炎の方であれば、ご存じでサプリメント等で補っている方も非常に多いと思いますが、海苔には潰瘍性大腸炎には欠かすことのできない栄養素であると言えるでしょう。
EPA
抗炎症作用を持つ魚の脂などに多く含むEPAです。EPAと言えば、さば・アジ・マグロなどの青魚に多く含んでいるイメージですが、実は海苔にもEPAが含まれているのです。
EPAは炎症を抑える効果があるため、潰瘍性大腸炎の方は積極的に摂取したいですね。
海苔のおすすめの食べ方ご紹介
海苔をそのまま食べろと言っても、味もあんまりしないし続かない…と言う方におすすめの海苔をたくさん使ったご飯のお供をご紹介します。
海苔の佃煮

<引用:cookpad.comより>
海苔をたくさん食べると言えばやっぱり海苔の佃煮ではないでしょうか?
ご飯のお供には最高ですし、一回作ってしまえば長期間海苔を定期的に摂取することができるので食物繊維を摂取するのには最適!
飽きてきたら、梅やしそ等を加えてみてもおいしいですよね。
海苔ふりかけ

<引用:cookpad.comより>
海苔と言えば、やっぱりふりかけ!
しかも、韓国海苔のようなゴマ油の風味があると食欲も増すこと間違いなし!
個人的な意見ですが、私が韓国海苔がとても好きだったのでこちらのメニューのご紹介をさせていただきましたw
まとめ
今回は、潰瘍性大腸炎と海苔について考えてきました。
脇役の食品としてのイメージですが、栄養成分を見ていくと潰瘍性大腸炎に有効な栄養素をたっぷり摂取できる食品です。
ただ、メインは水溶性食物繊維。その他にも、鉄分・葉酸・EPAなど総合的に摂取することができるのは嬉しいですね。
高価な食品でもないですし、海苔の佃煮を作り置きしておいて、いつもの食事にプラスしてあげるだけで食物繊維を気軽に摂取することができますね。
是非、腸内環境を整えるための食物繊維を脇役食品の海苔から摂取して見て下さいね。
2010年から約10年間以上、
私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。
※2021年現在も健康に過ごしております。
お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!
私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。
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※2021年現在もありがたいことに健康に過ごしています。