乳製品は食べても大丈夫なの?潰瘍性大腸炎と牛乳・乳製品について

潰瘍性大腸炎で最も控えた方が良い食品と言えば肉類。

そして、その他にも避けた方が良いのが乳製品であると私は考えています。

「牛乳を飲むと腹痛がきた。」

「牛乳を飲んだ次の日は下痢の症状に襲われた。」

上記のように潰瘍性大腸炎を患っている方で、牛乳を飲むと調子を悪くしてしまったり、乳製品を摂取して下痢などの症状に見舞われたことのある方も非常に多いかと思います。

潰瘍性大腸炎の原因は”牛乳”と提唱する医師もいれば、牛乳はカラダに悪くないと正式に否定する牛乳の団体があるなど、様々なことがささやかれています。

今回はそんな潰瘍性大腸炎を患っている方が避けた方が良いと考えられている乳製品について考えていこうと思います。

 

潰瘍性大腸炎を克服した体験談

私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。

そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。

私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。

\私がUCを克服した治療法です!/

※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。

Contents

潰瘍性大腸炎は牛乳・乳製品を摂取しても大丈夫?

潰瘍性大腸炎を患うとほとんどの方が、敬遠しなるべく牛乳や乳製品の摂取を控えているかと思います。

牛乳や乳製品は潰瘍性大腸炎には良くない食品であると言われていますが、私もこの点は同意見であり、牛乳についてはあまり摂取しない方が良いでしょう。

ちなみに、ある医師は潰瘍性大腸炎の原因は牛乳にあると言っているほどであり、牛乳の飲み過ぎこそが、悪玉菌を増加させ、有害物質を放出することにより人間の腸内環境を悪化させて、潰瘍性大腸炎はもちろん、他にもさまざまな病気の原因になっていると唱えられているのです。

ちなみに、学校給食に牛乳が出されるようになったのが1960年代。

学校給食に牛乳が出されるようになってから、アトピーや花粉症が急激に増えたと言われているのです。

潰瘍性大腸炎の患者数も1970年代より徐々に増え始めていることを考えると、確かに学校給食の牛乳が原因とされていても、おかしくはないでしょう。

確かに、そのようなことがあるのかもしれませんが、私が潰瘍性大腸炎の場合飲まない方が良いと考える理由は、単純に動物性の脂質を多く含んでいるからです。

動物性の脂質は、腸内で腐敗し、悪玉菌のエサとなるのは確実なことです。

その結果、腸内環境は悪化してしまいますから、潰瘍性大腸炎の場合、牛乳は極力飲まない方が良い食品と言えます。

 

牛乳に含まれている過酸化脂質とは?

一部では、牛乳がカラダに悪いと言われており、その理由と言うのは、牛乳に多くの脂質が含まれていることです。

そして、その牛乳に含まれている脂質が腸内環境を悪化させると言われている原因の一つの過酸化脂質であると言われているのです。

過酸化脂質とは、活性酸素によって酸化した脂質のことです。

当ブログでお伝えして言える通り、潰瘍性大腸炎の原因は「交感神経優位による顆粒球増加に伴う、大量に放出された活性酸素が原因である」が有力であると感じています。

つまり、活性酸素で酸化した脂質を多く含む牛乳を飲むと言うことはいかに潰瘍性大腸炎に悪いか、そして十分潰瘍性大腸炎に原因に成り得ます。

そして、酸化した油というのは潰瘍性大腸炎だけではなく、健康な方にとってもとても体に悪いものなのです。

ただ、この牛乳の過酸化脂質について、学校給食に牛乳が出されたことによってアトピーや花粉症などの病が増えたという説に対し、一般社団法人Jミルクが正式に否定されています。

 

この牛乳に過酸化脂質が含まれているという議論についての真意はわかりませんが、牛乳には動物性の脂質は多く含まれていますので、潰瘍性大腸炎であれば、まず控えた方が良いと考えるのが良いでしょう。

チーズやヨーグルトと言った乳製品発酵食品もダメなのか?

そこで、疑問になってくるのが全ての乳製品がダメなのか?と言う点です。

チーズやヨーグルトは、乳製品の発酵食品であり、乳酸菌を多く含んでいるため、腸内環境を改善する働きがあると言われています。

牛乳の脂質が、否定されるのであればこれらも全てダメなのか?ということになります。

 

上記の記事でもお話しさせて頂いている通り、チーズやヨーグルトと言った乳製品の発酵食品は、私たちのカラダに取ってプラスの要因とマイナスの要因の両方を持っている食品です。

プラスの要因と言うのが乳酸菌による整腸作用、マイナスの要因と言うのが動物性の脂質による腸内環境の悪化です。

チーズとヨーグルトは、乳酸菌が含まれており、整腸作用を有しているので一概にカラダに悪いとは言い切れないでしょう。

しかし、潰瘍性大腸炎の方が健康目的・腸内環境を改善の目的でチーズやヨーグルトを頻繁に食べるよりも、他の発酵食品を選択する方が良いというのが結論です。

例えば納豆とか、漬物とか発酵食品です。わざわざチーズやヨーグルトを選択しなくても他にも多くありますからね。

 

まとめ

 

今回は、潰瘍性大腸炎と牛乳や乳製品について考えてきました。

潰瘍性大腸炎の原因になっているとか、牛乳には過酸化脂質が多く含まれているということの真実はわかりませんが、潰瘍性大腸炎であれば牛乳は極力飲まない方が良いのは間違いないです。

その理由は、動物性の脂質を多く含んでいるため、腸内環境を悪化させる要因になります。

さらに、チーズやヨーグルトについても、動物性の脂質を含んでいることは変わりないため、健康目的などで頻繁に食べるのはおすすめではないですね。

発酵食品の整腸作用を求めているのであれば、動物性の脂質を含まない発酵食品はいくらでもありますので、他の食品を選択するようにしましょう。

 

2010年から約12年間以上、

私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。

※2022年現在も健康に過ごしております。

お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!

私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。

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    札幌市在住のタクローです。 19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症。 安保徹先生の著書と出会い、「腸内環境と免疫力」の重要性を学び、今では潰瘍性大腸炎を克服することができました。 そんな経験を活かして、潰瘍性大腸炎に関する情報を定期的に配信しております。