潰瘍性大腸炎で不足しがちになる鉄分はどんな食品から補えば良い?

「血液検査をしてみるとヘモグロビン数値が下がって貧血気味に…」

「顔が青白いと言われる…」

「朝起きるのが辛いし、一日中体がだるい…」

潰瘍性大腸炎になるとほとんどの方が合併症と言う形で表れるのが貧血症状です。

貧血は大したことのないように感じるかもしれませんが、日々の生活に支障をきたしてしまう上に、潰瘍性大腸炎の場合だと中々貧血を改善するのは難しいと言われています。

貧血を解消するためには、鉄分を取ればよいというのは知っていると思いますが、どんな食品から取るのが良いか考えたことがありますか?

今回は、潰瘍性大腸炎で悩んでいる方も多い貧血に効く鉄分の摂取について考えていこうと思います。

 

 

鉄分には2種類ある!

 

鉄分不足を補う食品と言えば「レバー」を思い浮かべる方も多いと思いますが、魚介類、海藻類、豆類、野菜類など様々な食品にも鉄分は含まれているのです。

そして、鉄分は以下の2種類があります。

  • 動物性の食品に含まれている「ヘム鉄」
  • 植物性の食品に含まれている「非ヘム鉄」

ちなみに、動物性食品に多く含まれているヘム鉄の方が、植物性食品に含まれている非ヘム鉄に比べて、カラダへの吸収率が良いと言われています。

なので、貧血気味の方や鉄分を積極的に摂取したい方は、「ヘム鉄」を含んでいる動物性食品を摂る方が良いと言われています。

ただ、レバーを毎日食べると言うのは現実的ではないですし、レバーはヘルシーな食品ではありますが、少なからず動物性の脂質を含んでいます。

潰瘍性大腸炎の治療を目的にするのであれば、レバーなどの動物性(肉類)ではなく、植物性食品から鉄分を摂取することが望ましいと私は考えています。

 

 

非ヘム鉄の吸収力を上げる食べ合わせ術

 

先ほどもご説明したとおり、潰瘍性大腸炎の方が鉄分を摂取するのには、あまりレバーは向いていないと考えています。

そもそも、レバーを一日食べれば鉄分の不足が解消されるというわけではありませんから。

レバーであっても、継続的に食べることが必要です。しかし、レバーを毎日毎日食べるのは非現実的です。

なので、私たちの身近な野菜や豆類や海藻類などの植物性食品の方が継続的に摂取しやすいでしょう。

問題なのは先ほどもご説明したとおりに「非ヘム鉄」は吸収率が悪いと言う欠点があります。

なので、動物性のヘム鉄と同じ分量摂取したとしても、植物性の非ヘム鉄が私たちのカラダに吸収される量は少ないということです。

 

しかし、植物性の非ヘム鉄はビタミンC・動物性たんぱく質と一緒に摂取することで、私たちのカラダへの吸収率を上げることができるのです。

つまり潰瘍性大腸炎の場合、極力動物性たんぱく質(肉類)は避けた方が良いので、魚と一緒に食べたり、果物を一緒に食べればよいのです。

潰瘍性大腸炎の場合、写真のような食べ合わせがおすすめです。

  • さんま(動物性)
  • 大豆(植物性)
  • ひじき(植物性)

このような食べ合わせにすることによって、大豆とひじきに含まれる「非ヘム鉄」の吸収力を上げることができるのです。

さらに、さんまにも鉄分は含まれているので、一石二鳥です。

 

 

潰瘍性大腸炎におすすめの鉄分を多く含んでいる食品

 

鉄分を多く含んでいると言われているレバーですが、私たちが一番身近なレバーは牛レバーではないでしょうか?

牛レバーで100g中に約4.0mg、鶏レバーで9.0mg、豚レバーが13.0mg含まれています。

鶏レバーと豚レバーは非常に多くの鉄分を含んでいますが、一番身近な牛レバーは意外に少ないです。

実は、植物性でも多くの鉄分を含んでいる食品は多いのです。

きな粉

 

鉄分を摂取するのであれば、きな粉がとてもおすすめです。

なぜ、きな粉?大豆じゃないの?と思われている方もいるでしょう。

大豆には豊富な鉄分が含まれていますが、残念なことに豆類は煮るとミネラル分が減り、炒るとミネラル分が増えることが分かっています。

煮物にした大豆の鉄分は減ってしまうため、炒って作られているきな粉の方が鉄分の栄養価は高いのです。。

なので、積極的に鉄分摂取だけを考えたいのであれば、きな粉がおすすめです。

きな粉は、大豆を挽いて粉末状にし、炒っているため、鉄分が減少していません。

きな粉には、100g中に9.2mg含まれており、そのまま食べることができるため、鉄分を減らすことなく摂取することができます。

 

納豆

 

続いて、納豆です。大豆製品ですが、大豆よりもまた鉄分の含有量は勝っています。

納豆は、100g中に鉄分が約3.0mgほど含まれています。納豆1パックが45gなので、1パック食べるだけで1.5mgの鉄分を摂取することができます。

そして、何と言っても納豆のメリットはその気軽さです。

植物性の鉄分のため、先ほども説明したとおりにビタミンCや鉄分と食べ合わせる必要があるのですが、納豆であればどんなおかずとも食べ合わせすることができます。

しかも、毎日継続するのも容易ですし、食物繊維も多く、発酵食品であり、潰瘍性大腸炎にとっても非常に有効な食べ物ですよね。

なので、潰瘍性大腸炎の貧血予防・改善には毎日納豆を食べることをお勧めしたいですね。

 

大豆

 

最後は大豆です。紹介した食べ合わせでも出てきましたが、ひじきと大豆の煮物など、煮物料理などで摂取することが可能です。

ちなみに、乾燥大豆には100g中に9.4mgの鉄分が含まれています。

先ほどもご説明したとおりに、大豆は煮てしまうと鉄分が減少し、2.0mgまで減少してしまいます。

しかし、大豆は様々な料理に使えますし、たんぱく質に至っては「畑の肉」と呼ばれているほど、たんぱく質を豊富に含んでおります。

そのため、潰瘍性大腸炎はたんぱく質も不足しがちの栄養素のため、鉄分と両方を補える大豆は潰瘍性大腸炎におすすめの食品と言えるでしょう。

 

 

まとめ

 

今回は、潰瘍性大腸炎と鉄分の摂取について考えてきました。

恐らく、潰瘍性大腸炎で慢性的な貧血に悩まされている方は非常に多いのではないでしょうか?

特に女性の場合、潰瘍性大腸炎に加えて月経などもありますから、余計に貧血になりやすいと思います。

貧血予防・改善のためにレバーを毎日食べるのも良いですが、潰瘍性大腸炎だと動物性たんぱく質は極力摂取しない方が良いので、上記で紹介したような植物性の食品から鉄分を摂取することをおすすめします。

そして、植物性の鉄分を摂取するときは、魚又はフルーツと一緒に摂取することにより、非ヘム鉄の吸収力を上げることができますので、ぜひ食べ合わせて摂取することをおすすめします。

豆類は、鉄分だけではなく食物繊維も豊富のため、潰瘍性大腸炎にはとても有効的な食品ですので、普段から積極的に摂取したいですね。

 

2010年から約9年間、

私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。

お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!

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ABOUTこの記事をかいた人

タクロー

札幌市在住のタクローです。 19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症。 安保徹先生の著書と出会い、「腸内環境と免疫力」の重要性を学び、今では潰瘍性大腸炎を克服することができました。 そんな経験を活かして、潰瘍性大腸炎に関する情報を定期的に配信しております。