「赤飯に入っている豆」
「おはぎやおしるこなどに使われている豆」
現在の日本ではそれほど頻度高く食べられてはいない小豆。和菓子からご飯まで幅広く用いられている小豆。
私は甘いものが大好きなので、白玉ぜんざいが今でも大好きです。ただ、和菓子で食べる時はつぶあんよりも、こしあんの方が味も滑らかで好きなんですよねw
そんな小豆ですが、実はとても健康効果が高い食品であると言うことを知っていたでしょうか?
今回は、そんな健康効果が高いと言われている小豆と潰瘍性大腸炎について考えていこうと思います。
潰瘍性大腸炎を克服した体験談
私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。
そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。
私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
\私がUCを克服した治療法です!/
※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。
小豆の健康効果

小豆はかつて、中国から伝わった食品と言われており、過去中国では小豆を薬として用いていたとも言われています。
小豆は、薬として使われるほどの栄養効果が高い食品であると言うことなのです。
その中でも潰瘍性大腸炎に特に有効とされる栄養価は以下の通りです。
- たんぱく質
- ビタミンB群
- ミネラル類
- 食物繊維
- ポリフェノール
たんぱく質
まずは豆類全般に言えますが、小豆もたんぱく質が豊富に含まれています。
豆には一粒の中に凝縮された栄養素が蓄えられているのです。
潰瘍性大腸炎は、たんぱく質不足しがちの病気ですが、動物性たんぱく質は極力排除した方が良いとされています。
そのため、小豆のような植物性たんぱく質を豊富に摂取することのできる食品は非常にありがたいですよね。
ビタミンB群
こちらの栄養素は、当ブログでも何度も登場しているビタミンB群です。
ビタミンB群は、潰瘍性大腸炎によって傷ついた腸壁等の粘膜などの再生するためには、必要な栄養素になっており、潰瘍性大腸炎の方であれば積極的に摂取したい栄養素の一つです。
ミネラル類
小豆には、多くのミネラル類が含まれているのですが、その中でも潰瘍性大腸炎に必要とされるのが、亜鉛と鉄です。
亜鉛は、細胞分裂や免疫力の司令塔的存在の肝臓の機能を正常に保つためには必須のミネラルです。亜鉛を摂取することで、皮膚や粘膜を正常に保つのに役立ち、さらに免疫力を高める効果もあるのです。
潰瘍性大腸炎のほとんどの方が陥る症状が貧血です。下血によって、多くの血液を失うので、潰瘍性大腸炎の方にとって鉄は必須の栄養素でしょう。
食物繊維
小豆の突出している栄養素の一つが、食物繊維の含有量です。食物繊維が多い野菜として知られているのがごぼうです。
ごぼうは、100g中に食物繊維が約6.0g含まれているのですが、小豆は100g中に約12.0gもの食物繊維が含まれています。
なんと、ごぼうの約2倍の食物繊維を含んでいるのです。
しかも、ごぼうの食物繊維の割合は「水溶性:不溶性=1:1」
小豆の食物繊維の割合は「水溶性:不溶性=0:10」
小豆に含まれている食物繊維はほぼ不溶性食物繊維なのです。つまり、小豆は腸内の最強デトックス食品であると言えるでしょう。
ポリフェノール
もう一つ小豆の突出している栄養素がポリフェノールです。なんとなく聞いたことのある栄養素かと思いますが、ポリフェノールは抗酸化作用を持つ栄養素です。
安保徹先生の理論でいうと、潰瘍性大腸炎は顆粒球が発生させた活性酸素が組織破壊をしていると言われており、ポリフェノールはその活性酸素を除去する作用があるのです。
ポリフェノールが豊富に含まれている食品と言えば、赤ワインが有名です。
赤ワインは100g中に300mgのポリフェノールが含まれているのに対して、小豆は何と100g中に460mgも含まれているのです。
つまり、それだけ抗酸化作用が強い食品であり、潰瘍性大腸炎の方にはおすすめな食品と言えます。
砂糖を使わない小豆をつかったつぶあん

<出典:cookpad.com>
潰瘍性大腸炎のため、または健康目的に小豆を食べるのであれば、砂糖をなるべく使わない方が良いです。
ただ、白砂糖ではなく当ブログでもご紹介したてんさい糖、きび糖などであれば問題ありません。
白砂糖を大量に使ってしまうと、せっかく小豆の健康効果が高いにもかかわらず、砂糖の摂取しすぎで健康効果を下げてしまう、又は腸内環境を悪化させてしまう可能性がありますので、白砂糖は使わないようにしましょう。
ちなみに、クックパッドなどにも砂糖を使わないつぶあんの作り方が掲載されていますので、そういったサイトから参考にされるといいでしょう。
小豆本来の甘さだけなので、量も食べれますのでパンやお餅につけて食べるとおいしいですね。
まとめ
今回は、潰瘍性大腸炎と小豆について考えてきました。
小豆の潰瘍性大腸炎に特に有効な栄養素は以下の2つです。
- 食物繊維
- ポリフェノール
小豆は、ほぼ100%不溶性食物繊維のため、とても高い腸内のデトックス効果を持っており、ポリフェノールは潰瘍性大腸炎の原因とされている活性酸素を除去してくれるのに非常に役立つのです。
小豆と言う非常に地味な食品ですが、栄養価も高く、潰瘍性大腸炎に地味に有効な食品であると言えるでしょう。
是非とも、こういった潰瘍性大腸炎に有効な食品を始めて、普段からの食生活の見直しをして頂ければと思います。
食物繊維と野菜が潰瘍性大腸炎を克服に導いてくれますから。
2010年から約10年間以上、
私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。
※2020年10月現在も健康に過ごしております。
お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!
私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。
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※2020年10月現在もありがたいことに健康に過ごしています。