潰瘍性大腸炎の治療に黒酢が効果的って本当?

夏の暑い季節になるとお酢の使われたさっぱりした料理が食べたくなるでしょう。

中華や様々な料理に使われており、私たちの身近な調味料ではないでしょうか。

そして、お酢の中でも体に良いと言われている黒酢に関しては、様々な健康食品も販売されております。

ただ、酢飯やドレッシングなどでは使うことはあっても、スプーンでお酢を毎日飲んでいる人って少ないのではないでしょうか?

実は私は、潰瘍性大腸炎を発症した当初、健康マニアの母親の影響もあり、黒酢を毎日小さじスプーンで飲んでいました。

やっぱり、味が強烈過ぎて継続できませんでしたが…w

そんなお酢が、潰瘍性大腸炎の治療に役立つ可能性があるという中国で行われた研究内容の記事を発見したので、潰瘍性大腸炎と黒酢について考えていこうと思います。

 

潰瘍性大腸炎の治療に黒酢が役に立つ?

 

潰瘍性大腸炎とお酢に関する研究が中国の吉林大学で行われ、その研究内容の記事は以下の通りです。

マウスにおいて、潰瘍性大腸炎に酢が有効であることを示した、という中国、吉林大学からの研究報告。

研究チームは、酢が、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患との戦いに役立つことを報告している。

これらの疾患は、腸のマイクロバイオームに関連しており、酢が、炎症誘発たんぱく質を抑制し、その一方で、マウスの腸内細菌の構成を改善することも見出したという。

研究チームは、潰瘍性大腸炎のマウスモデルにおいて、酢と、その主成分である酢酸を試験した。飲料水に少量を加えることにより、マウスにこれらいずれかの物質を与えると、症状がかなり軽減した。

マウスの糞試料の分析において、処置動物では、乳酸桿菌やビフィズス菌のような細菌の濃度が高めであることを示した。他の研究では、これらの細菌が大腸炎様症状のあるマウスに有効であることが明らかになっている。

治療はまた、腸内で損傷性となる可能性のある炎症を誘発するたんぱく質のレベルを低下させた。

研究チームは、ヒトにおける潰瘍性大腸炎に対する酢の効果を見出すために、さらに研究が必要になるであろうと述べている。

<引用:www.nutritio.net

この研究内容について、要点を以下にまとめてみました。

潰瘍性大腸炎マウスに酢を与えることによって…

  • 潰瘍性大腸炎の症状が緩和された。
  • ビフィズス菌などの善玉菌が増加した。
  • 善玉菌が潰瘍性大腸炎に良い効果を与えるのは明らかになっている。
  • 潰瘍性大腸炎の炎症を誘発する物質が低下した。

お酢については、まだまだ研究途中ではありますが、潰瘍性大腸炎にプラスの効果を示してくれるのは間違いなさそうですね。

 

お酢は免疫力を上げる食品

 

ちなみに、私の愛読書でもある「安保徹の食べる免疫力 美・医・食同源」の中にも、お酢は免疫力を高める食品として紹介されております。

お酢は、免疫力を高めるいやいや食品に該当します。

いやいや食品とは、すっぱい・苦い・辛いの3要素の食品です。

安保徹先生の著書の中では、このいやいや食品を食べると人間は、不快な感覚から逃れようという働き「排泄反射」をすると言われています。

そして、その排泄反射をつかさどっているのが、副交感神経です。副交感神経が優位に働くと免疫力は高まるのです。

自律神経と潰瘍性大腸炎の関係についての詳細は以下の記事を参照ください。

 

つまり、当ブログでも梅干しキムチが潰瘍性大腸炎に対して効果的と言う記事を書かせて頂いておりますが、理論は一緒です。

お酢を摂取することにより、排泄反射が起こり、副交感神経が刺激されます。さらに、善玉菌腸内環境が酸性の状態を好みます。

※悪玉菌はアルカリ性を好みます。

そのため、お酢を摂取することにより、善玉菌の活動しやすい腸内環境に変化し、善玉菌の活動は活性化されます。

善玉菌の活動が活発になれば、善玉菌は酢酸を放出し、腸壁を刺激します。そして、腸の蠕動運動が活発になり、腸の活動をつかさどっているのは副交感神経なので、腸の活動が活発になると言うことは、副交感神経が刺激されると言うことです。

結果、お酢を飲むことが免疫力を高めることにつながると言うことなのです。

つまり、お酢を飲むことは、

  • 善玉菌の活動しやすい環境を作る。
  • 免疫力を高める。

ということなのです。

 

お酢って一体何?

潰瘍性大腸炎と黒酢

 

さて、お酢について潰瘍性大腸炎に有効な働きをしてくれる可能性があることが分かったと思いますが、お酢とは一体なんなのか?

お酢とは、穀物や果物に酢酸菌を加えて発酵させた醸造酢と、酢酸を薄めて調味料などを加えて加工した合成酢の2種類があります。

今回の記事で注目しているお酢と言うのが、醸造酢であり、身近なお酢で言うと「米酢」と「黒酢」があります。

これらは穀物酢と呼ばれており、1000ml中の40g以上に、米や玄米、小麦、トウモロコシなどの穀物を1~2種類以上使われているモノのことを指します。

ちなみに、黒酢とは1000ml中に米や小麦などの原料が180g以上使われているものを指します。

黒酢が私たちのカラダ・健康に良いとされる理由は、人間の生命活動になくてはならない「アミノ酸」を多く含んでいるためにそう言われています。

ちなみに、黒酢は米酢の10~20倍近いアミノ酸を含んでいると言われております。

※アミノ酸とは、私たちが食品から摂取したビタミンの吸収や働きをサポートしてくれる役割を担っています。

さらに、肝臓の働きも向上させるため、肝臓は免疫力の司令塔的存在です。

肝臓の働きを向上させるアミノ酸を摂取することは、免疫力を高めることに繋がりますね。

 

まとめ

 

今回は、潰瘍性大腸炎と黒酢について考えてきました。

適量の黒酢を摂取することで、以下のような潰瘍性大腸炎に効果的な働きをしてくれる可能性があるということです。

  • 潰瘍性大腸炎の症状緩和
  • ビフィズス菌などの善玉菌増加
  • 潰瘍性大腸炎の炎症誘発物質の抑制

さらに、免疫学の観点からみてもお酢は、副交感神経を優位にする働きがあるため、免疫力を向上させるとともに、黒酢に含まれる豊富なアミノ酸は私たちのカラダになくてはならない栄養素です。

ただ、注意が必要なのは黒酢はあくまでも、「安保徹先生の言ういやいや食品」に該当するため、摂取量については適量にとどまると言うことです。

1日10ccを三回に分けて、1日30ccまでが黒酢の摂取限度と覚えておきましょう。

さらに、黒酢は原液のまま飲むと強い酸性のため、胃にダメージを与えてしまう恐れがあると言われていますので、10倍以上に薄めて飲むと良いです。

是非、病院の薬に頼るだけでなく、私たちの身の回りにあるような食品をうまく活用し、腸内環境を整え、免疫力を向上させていきましょう。

 

2010年から約9年間、

私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。

お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!

私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。

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私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、

「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」

潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

タクロー

札幌市在住のタクローです。 19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症。 安保徹先生の著書と出会い、「腸内環境と免疫力」の重要性を学び、今では潰瘍性大腸炎を克服することができました。 そんな経験を活かして、潰瘍性大腸炎に関する情報を定期的に配信しております。