免疫力を向上させるためには、ビタミンが必要なことは周知の事実だと思います。
そんなビタミンを補給源として一番最初に思いつくのは果物やフルーツではないでしょうか?
免疫力を高めるためには、高ビタミン・高ミネラルの食事・食品が良いとされていますので、野菜と並んで、果物やフルーツは免疫力を向上させる食品です。
ただ、潰瘍性大腸炎の食事指導では、食物繊維を摂取が制限されていることから、みかん等の柑橘系や食物繊維が豊富な果物は摂取しない方が良いと言われています…
食物繊維に関しての話は、度々出てきますので以下の記事をご覧ください。
⇒病院での潰瘍性大腸炎の栄養指導・栄養管理に従わなかった理由
今回は、そんな潰瘍性大腸炎と果物・フルーツについて考えていこうと思います。
潰瘍性大腸炎を克服した体験談
私は19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサ・プレドニン・免疫抑制剤などの西洋医学の治療を約5年間受けてきましたが一向に寛解へ向かうことはありませんでした。
そんな時に安保徹先生に出会い、「薬に頼る治療」から「免疫力を高める治療」に移行した結果、現在は薬を飲まず約10年以上健康に過ごすことができています。
私が行った治療方法や安保徹先生が提唱する潰瘍性大腸炎が感知する仕組みは以下で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。
\私がUCを克服した治療法です!/
※2020年10月現在も薬を飲まず、健康に過ごしています。
潰瘍性大腸炎は果物・フルーツも積極的に摂取した方が良い?
潰瘍性大腸炎に限らず、果物やフルーツは人間にとって必要な食品です。
果物は1日に約200g以上摂取することが望ましいと言われております。
200g以上とはどれくらいかと言いますと…

みかん・もも・かきなら2個、りんご・なし・ぶどうなら1つ、毎日摂取するとよいと言われておりますね。
ただ、日本で毎日果物やフルーツを食べてる人って非常に少ないと思います。事実、私は病気をするまで果物やフルーツを年に数回程度しか食べていませんでした。
ちなみに、世界から見ても日本は果物やフルーツを1日に摂取する量が非常に少なく、1位のオランダが平均444g/日に対して、日本は平均140g/日という結果になっているのです。
果物を食べない分、他の食品でビタミンを補えている方はいいのですが、果物も食べないし、野菜も食べないという場合は、慢性的なビタミン不足となって免疫力の低下は否めないです。
なので、潰瘍性大腸炎であれば、免疫力を向上させる必要がありますので、ビタミンが豊富に含まれている果物・フルーツもしっかりと摂取することを心がけましょう。
果物に含まれている栄養素について

続いて、果物やフルーツに含まれている栄養素についてみていこうと思います。果物やフルーツに含まれている栄養素は以下の通りです。
- ビタミンC
- ビタミンB群
- ビタミンA
- ビタミンE
- 食物繊維
ビタミンC
フルーツの代表的な栄養素と言えばビタミンCではないでしょうか。ビタミンCの潰瘍性大腸炎での有効な働きと言えば、私たちの免疫力を向上させてくれたり抗酸化作用があります。
その他にも、貧血になりがちな潰瘍性大腸炎の鉄分の吸収を助けてくれる働きもあります。特に西式甲田療法では、潰瘍性大腸炎などの難病根治にはビタミンCを非常に重視しております。
ビタミンB群
ビタミンB群は、当ブログでも良く紹介させて頂いている潰瘍性大腸炎には無くてはならない、傷ついた粘膜や細胞を再生するのに必要な栄養素ですよね。
食物繊維
果物やフルーツにもしっかりと腸内環境を整えてくれるための食物繊維が含まれています。潰瘍性大腸炎にとっては、ビタミンと食物繊維が取れることから非常に有効な食品であることが分かるでしょう。
果物の栄養素別ランキング
果物のビタミンCと食物繊維の栄養別ランキングをご紹介します。
順位 | ビタミンCランキング | 食物繊維ランキング |
1位 | アセロラ(1700mg) | レモン(4.9g) |
2位 | レモン(100mg) | ブルーベリー(3.3g) |
3位 | 柿(70mg) | キウイ(2.5g) |
4位 | キウイ(69mg) | アセロラ(1.9g) |
5位 | いちご(62mg) | 洋ナシ(1.9g) |
<引用:www2u.biglobe.ne.jp/~m-wata>
ビタミンCランキングを見てみると、アセロラが断トツにビタミンCの含有量が多いことがわかりますが、ほとんどがアセロラの果実を食べたことはないのではないでしょうか?
アセロラを摂取するならジュースが一般的かなと個人的には感じます。
ビタミンCと食物繊維の両方をバランスよく兼ね備えたフルーツは、「キウイ」ということですね。
キウイであれば、スーパーにも良く売られていますし、身近な果実で気軽に摂取できるのではないでしょうか?
さすがに、毎日レモンを食べるとなるとちょっときついですよね…w
まとめ
今回は、潰瘍性大腸炎と果物・フルーツについて考えてきました。
果物やフルーツであれば、間食としておやつとして、食べても全く問題ないですし、逆にビタミン・食物繊維を摂取できるため潰瘍性大腸炎には非常におすすめな食品です。
私は、桃が昔から大好きなのですが、潰瘍性大腸炎だったころは桃缶をよく食べていましたからね。
免疫力を上げるためには、高ビタミン・高ミネラルの食事を摂取し、腸内環境を整えるために食物繊維を積極的に摂取していただければと思います。
そして、スーパーに買い物に行かれた際は、ビタミンと食物繊維がバランスよく含まれている「キウイ」を手に取ってみてはいかがでしょうか?
2010年から約10年間以上、
私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。
※2020年10月現在も健康に過ごしております。
お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!
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※2020年10月現在もありがたいことに健康に過ごしています。