免疫力を高める食事療法とは?潰瘍性大腸炎ガイドラインと徹底比較!

おはようございます!

本日の札幌は曇りでとてもよどんだ天気です。早く北海道にも暑い夏が来てほしいと思っている私です。

北海道生まれで北海動育ちですが、寒いのはとても苦手な私なので…w

さて、本日は潰瘍性大腸炎のガイドラインと安保徹先生や西式甲田療法で提唱されている免疫力を上げる食事療法の違い・相違点について考えていこうと思います。

 

潰瘍性大腸炎のガイドラインによる食事指導

 

まずは、西洋医学の対症療法を行う病院で行われる食事指導は、主に潰瘍性大腸炎のガイドラインに沿った指導が現在もされていることでしょう。

潰瘍性大腸炎の食事については、以下のように記載されております。

<潰瘍性大腸炎のガイドライン>

食事は繊維が少なく消化のよい蛋白質ならびにビタミンを豊富に含んだ日本食をとるようにしましょう。症状の落ち着いている人はあまり食事に神経質になる必要はありませんが、魚を中心とした日本食は良い影響を与えます。また、暴飲暴食は避けましょう。

病状が活動期のときの食事のポイント

■高エネルギー食
ごはん、煮込みうどん、パン、おかゆなどのでん粉類はよいのですが、砂糖類や甘いおかしばかりの偏った食物でとるエネルギーは控えましょう。

■蛋白質は良質で消化のよいものを。
出血や腸から蛋白が漏れることにより低栄養状態になりがちです。質がよく、消化もよい蛋白質をとることが大切です。例えば、魚ならかれい、ひらめ、たい、あじ、まぐろなど、大豆製品では豆腐、ゆばなど。

■乳製品は控えめに。
牛乳や牛乳の入ったおかし(ケーキ、プリン、クッキーなど)はとりすぎに注意しましょう。

■症状により繊維の多いものは避ける。
消化されにくい食物繊維が含まれる野菜(ゴボウ、たけのこ、山菜、みょうが、ふき、きのこなど)や海藻は症状の強い時はできるだけ避け、これらを除く野菜もやわらか煮など繊維を細かくする工夫をしましょう。

■ 脂肪をとりすぎないように。
脂肪のとりすぎは、下痢の原因にもつながります。脂肪の多い肉類(牛肉ロース、ばら肉、豚肉脂身、べーコン、ロースハム、サラミソーセージなど)、揚げ物(カツレツ、フライ、天ぷら)など油を多く使用した料理をできるだけ控えるように注意しましょう。

■刺激の強い香辛料、塩分は控えめに。
わさび、からしなどの香辛料、また、炭酸飲料水、コーヒー、紅茶、アルコール類など、腸を刺激するものは控えめに。また塩分のとりすぎにも注意が必要です。薄味の習慣をつけましょう。

■食物の温度にも気をつけて。
食べもの、飲みものは極端に熱すぎたり、冷たすぎたりすると腸を刺激するおそれがあります。

<引用:handbook.pdfより

ガイドラインによると、潰瘍性大腸炎の寛解期には食事制限はほとんど必要ないと記載せており、こちらの点については私も同じように考えていますが、「ステロイドや免疫抑制剤で症状を抑え込んだ寛解期」では、ちょっとした食べ物の原因によって再発を招いてしまいます。

なので、いくら血便や粘液便が出ていないとしても薬を服用しているのであれば、食事には注意した方がいいと私は考えていますね。

ただ、潰瘍性大腸炎の食事のポイントで「繊維が少なく」との記載が冒頭に入っています。これは、基本潰瘍性大腸炎(寛解期でも活動期でも)では、食物繊維の摂取をお勧めしていないという意味合いが込められていますね。

私も初めて潰瘍性大腸炎で病院にお世話になった際は、栄養管理師さんとの面談があり、食物繊維は控えるようにと指導されていました。

 

ガイドラインが推奨する食事

 

潰瘍性大腸炎の活動期の食事のガイドラインを見ると食べても良い・推奨する食事は、以下の通りです。

 

エネルギー源になる炭水化物

 

ガイドラインによると、エネルギー源となる炭水化物はごはん、うどん(煮込み?)、パン、お粥と記載されております。

 

たんぱく質は、野菜又は魚から

 

たんぱく質源は、基本大豆や魚から摂取することが良いとされていますが、これはまさにその通りだと私も感じています。

 

ガイドラインがおすすめしないNGの食事

食物繊維はNG

 

ガイドラインでは、寛解であっても活動期であっても食物繊維の摂取は控えるようにとの指導内容が記載されています。

食物繊維が多い野菜・キノコ類・海藻類はNGとされていますね。

 

乳製品はNG

 

牛乳や生クリーム・バター・チーズといった乳製品については摂取を控えるように記載があります。

乳製品は動物性の脂質を多く含んでいるという観点からも、避けた方がいいということですね。

 

肉類などの動物性たんぱく質・脂質はNG

 

牛肉・豚肉・鶏肉、その他の動物の肉は基本摂取しない方が良いと記載されております。

たんぱく質を摂取するのには非常に効率的かつ大量に摂取することはできますが、動物性たんぱく質は腸内で腐敗して腸内環境を悪化させるので、こちらはもちろん控えた方がいいですね。

 

香辛料・塩分の取り過ぎはNG

 

わさび、からし等の刺激物、コーヒー、紅茶、炭酸飲料、アルコール等の飲み物、そして塩分は控えた方が良いと記載されております。

 

熱過ぎ・冷た過ぎはNG

 

食材の温度のについても記載がありますね。冷た過ぎは、お腹を冷やしますし悪いとは思うのですが、熱過ぎもダメなのか…

全ての食べ物を常温で食べる事を推奨しているということなのでしょう。

免疫力を上げるための食事指導・食事療法

 

ガイドラインに対して、免疫力を高める食事の主食では、玄米・雑穀米、パンであれば全粒粉が推奨されており、これらの主食には多くの食物繊維が含まれているのが特徴でしょう。

もちろんそれだけではありませんが、安保徹先生の著書でも、西式甲田療法、ゲルソン療法でも、全て”玄米”を主食にするようにと記載されているのです。

潰瘍性大腸炎のガイドラインの考え方からすると、繊維を多く含んでいるのであまり良いものとはとらえられていないはずですね。

 

免疫力を上げる食事療法が推奨する食事

主食は、玄米・雑穀米・全粒粉

 

免疫力を高める食事療法を推奨する先生方は、皆さん同じことを言っています。

それは、”玄米食”です。

ガンを克服した方の多くも”玄米食”を行っているということもあり、玄米の栄養素の高さ・食物繊維の豊富さはまさに免疫力を上げる食物ということです。

 

食物繊維

 

免疫力を向上させるのに重要なのが、食物繊維です。

ちなみに、私たちの免疫機能の60~70%の機能が腸にあると言われています。

つまり、「腸内環境を整えること=免疫力を向上させること」に直結すると考えても良いですね。

腸内環境を整えるためには、食物繊維の摂取が必須になりますので、免疫力を上げる食事ではキノコ類・海藻類などの食事を推奨しています。

西式甲田療法に至っては、寒天断食というのが紹介されていました。

これは水の他に寒天だけで断食するというものですが、寒天は重量の7割が食物繊維です。

 

すっぴいもの

 

安保徹先生の著書では、梅干しやお酢などを食べると人間の体は不快なものを体から排泄しようとするために副交感神経が刺激されるとされています。

ちなみに、潰瘍性大腸炎は交感神経が緊張状態になっていることにより、免疫異常が起こっていると考えられているため、少量の”すっぱいもの”を摂取することはカラダにとても良いのです。

 

水分をたっぷりと摂取する

 

安保徹先生の著書でも、西式甲田療法でも記載されていますが、水分は1日2ℓ以上飲むのが理想とされていますね。

 

潰瘍性大腸炎のガイドラインと免疫力を上げる食事の違い・相違点

 

潰瘍性大腸炎のガイドラインと免疫力を上げる食事の一番の違いは「食物繊維」についてだと私は感じています。

潰瘍性大腸炎のガイドラインで食物繊維は「悪」とされており、

免疫力を上げる食事で食物繊維は「善」とされています。

基本的に両者とも昔ながらの日本食を推奨しているのには変わりませんが、免疫力を上げる食事では、食物繊維の量が明らかに違うことがわかります。

ガイドラインでは、基本体調が良い時悪い時にかかわらず、繊維を避けるように記載されていますが、免疫力を上げる食事では主食で玄米を摂取している上に、野菜・キノコ類・海藻類を摂取するわけですから、断然摂取量にも差が出てくるのも必然的なのです。

そして、免疫機能の60~70%が腸に集中しているということが近年分かってきているのですから、腸内環境を整える「食物繊維」を摂取することがどれだけ重要かは分かると思います。

ちなみに、ガイドラインの食物繊維を避けるという考えはまさに対症療法の考えであり、

食物繊維を摂取=腸の蠕動運動が活発になる=出血に繋がる

と考えられているため、その出血を抑えるということだけに着目され、食物繊維を摂取しないようにとの指導内容になっていると私は感じています。

 

まとめ

 

潰瘍性大腸炎を克服した人たちは、日本に多くいらっしゃいます。

西式甲田療法のイラストを描かれた赤池キョウコさん、潰瘍性大腸炎を患い克服した医師西本真司先生。

この方々は、万能薬を飲んだわけでもありませんし、仕事もしていて多くの潰瘍性大腸炎を患っている方々と同じような生活をしているのです。

ただ、唯一違うのは毎日の食事です。

食事で、玄米を食べ、食物繊維を豊富に摂取し、青汁や野菜ジュース、そして食事で野菜を多く摂取することにより、ゆっくりと免疫力が向上し、いつの間にか潰瘍性大腸炎を克服していったのです。

潰瘍性大腸炎が治らないと言っている先生の治療、そして食事指導を忠実に実行しても、病気は克服できません。

なぜなら、西洋医学の治療は全て対症療法だからです。

皆さんも、日々の積み重ねで自身の免疫力を向上させるために行動してみてくださいね。

1~2年後、カラダに驚く変化が訪れているかもしれませんから。

 

2010年から約9年間、

私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。

お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!

私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。

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私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、

「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」

潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

タクロー

札幌市在住のタクローです。 19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症。 安保徹先生の著書と出会い、「腸内環境と免疫力」の重要性を学び、今では潰瘍性大腸炎を克服することができました。 そんな経験を活かして、潰瘍性大腸炎に関する情報を定期的に配信しております。