潰瘍性大腸炎の食事療法・食事制限は正解なのか?

こんにちは!北海道は6℃とまだまだ春が遠いですね。暖かい土地に行きたいと思っている私です。

さて、今日はインターネットで最近の潰瘍性大腸炎の食事療法・食事制限を調べてみると、私の治療していた10年前と変わらないほぼ変わらない内容となっております。

内容として…低残渣食を基本として、牛肉や豚肉などは脂身の多いものは避けて、辛い食べ物などの刺激物を避けて、そして食物繊維の摂取も抑えると言うものです。

私は、この「食物繊維を避ける」という食事指導が正しいのか常々疑問に思っていましたので、本日は潰瘍性大腸炎の食事指導・食事制限について考えていこうと思います。

 

潰瘍性大腸炎に推奨されている食事指導・食事制限について

■低残渣食で基本となる食材はどんな食べもの?
腸に負担をかけない低残渣食を心がけたいものです。覚えれば簡単に判別できます。
腸に負担がかかりやすいものは、食物繊維の多い食品、動物性のねっとりとした脂質、発酵食品(乳製品)です。その逆を考え、さっぱりとしていてガスが発生しにくいものを選ぶと良いでしょう。

■主食
主食として、おかゆや白米、もち、食パン、やわらかいフランスパンは食べられます。全粒粉やライ麦で作られたパンよりも白い小麦が原料のパンは消化が良いのでおすすめです。バターではなく、植物性のマーガリンやジャムを塗るほうが良いでしょう。クロワッサンはバターを多く使用しているので控えましょう。
肉・魚などタンパク質のおかず

・肉類
脂の多い肉(豚バラ・鶏もも肉)は控え、豚ヒレ肉、鶏ササミ肉、鶏ムネ肉などの脂身の少ない部分を食べる習慣を身につけましょう。
・魚類
魚の脂は控える必要はありません。ただし小骨の多い魚やフライ類は良くありません。刺身は栄養も豊富なので積極的に食べましょう。タコ、あわびなど噛み切れないような硬いものは控えましょう。

■野菜類
繊維の少ない青菜の葉先、ブロッコリーの花の部分など噛んでいるうちにすぐなくなるようなやわらかい部分。ニンジンなら生より火の通ったものは消化が良くなります。ミキサーにして繊維を断ち切るなど、調理法に工夫をすれば食べられる食材が増えてきます。

■デザート
バナナ、もも、りんごなど消化の良い果物は食べられます。柑橘類は皮があり消化が悪いためおすすめできません。キウイも種が負担になります。
ゼリーやようかんは良いでしょう。粒あんは小豆の皮があるので控えましょう。

■潰瘍性大腸炎患者が控えたほうがよい食べ物
潰瘍性大腸炎患者が負担になる食べ物は、腸に負担のかかる消化の悪い食べ物、脂の多い食べ物、腸に刺激のある発酵食品と香辛料です。

■食物繊維の多い食材
・雑穀米・全粒粉・ライ麦
・ほうれん草・小松菜・大根・ごぼう・山菜など繊維の多い野菜
・しいたけ・まいたけ・しめじなどのキノコ類
・こんにゃく・さつまいもなどの芋類
・小豆・納豆・おからなどの豆類
・わかめ・ひじき・寒天などの海藻類
・パイナップル・みかん・ドライフルーツなどのフルーツ類
繊維質の食物は腸内で消化されず腸に負担を与えます。消化がよくなるように調理法を工夫すれば食べられるものもあります。

■辛い食べもの
カレーや唐辛子など、腸に刺激のある香辛料は控えましょう。

■冷たい飲み物
冷たいものや炭酸飲料は腸に刺激を与えるので飲まないほうがいいですが、絶対お酒を控えるようにという医師は少ないようです。すきっ腹にグイグイ飲むことや、深酒をしないよう気をつければ、適度に摂る分には問題ありません。

<引用:内臓疾患ファイル

インターネットで調べてみると、色々と情報が出てきますがほとんどの情報は、私が治療していた10年前とほとんど変わっていません。

冒頭でもお話しした通りに私が本当に正しいのかと疑問を持つ点は以下です。

  1. 食物繊維の多い食べ物は、本当にダメなのか?
  2. 発酵食品(食物繊維を多く含む)は、本当にダメなのか?

 

食物繊維の多い食べ物は、本当にダメなのか?

 

潰瘍性大腸炎の医療の現場では、「食物繊維を摂取しない方がいい」と言われています。

その理由は、不溶性食物繊維は基本人間の体では消化されないために、大腸の蠕動運動が活発になることで、出血を促してしまい、その繊維質が大腸の潰瘍を悪化させてしてしまうと考えられているからだと私は考えています。

 

発酵食品(食物繊維を多く含むもの)は、本当にダメなのか?

 

この点も上記と同じ観点から摂取しない方が良いと言われています。

日本の代表的な発酵食品である「納豆」です。

納豆も、食物繊維が多く含むことから潰瘍性大腸炎の場合は摂取しない方が良いとなっていますが疑問に思う点です。

 

潰瘍性大腸炎の食事指導こそ”対症療法”

 

潰瘍性大腸炎の治療は、原因不明の病とされているため対症療法が基本行われています。

対症療法とは、病気の原因を解消するのではなく、症状を抑えるだけを目的とした治療です。

  • 大腸が炎症している ⇒ 炎症を止める
  • 免疫システムが自信を攻撃している ⇒ 免疫を抑制する

潰瘍性大腸炎の治療は、上記のような基本対症療法となっております。

そして、この考え方は潰瘍性大腸炎の食事療法にも色濃く反映されていると考えています。

 

潰瘍性大腸炎を完治させるための食事療法とは?

 

まず、潰瘍性大腸炎を完治させたいと考えるのであれば、潰瘍性大腸炎の病院で指導されている食事指導ではなく、免疫力を上げるための食事を心掛ける必要があります。

免疫力を上げる食事とはどのような食事なのか?

それは、以下のことを意識して摂取する必要があると考えています。

  • 野菜を多く摂取する高ビタミン・高ミネラルの食事
  • 腸内環境を整える食物繊維が多く含まれる食事

 

野菜を多く摂取する高ビタミン・高ミネラルの食事

 

潰瘍性大腸炎が治ると言っている安保徹先生・実際に潰瘍性大腸炎を克服した赤池キョウコさんが実践した西式甲田療法の著書では、野菜の重要性について記載されています。

安保徹先生の著書では、野菜ジュースを毎日1リットル以上飲むと潰瘍性大腸炎は治ると言われており、さらに西式甲田療法でも青汁や野菜ジュースの重要性について語られています。

そして、あのガンの食事療法として有名なゲルソン療法でも免疫力を高めるために野菜ジュースを毎日約3ℓも飲むことが推奨されているのです。

私自身も、薬をやめた治療をしてから野菜を積極的に摂取しており、さらに7年以上も毎日青汁を飲み続けています。

 

腸内環境を整える食物繊維が多く含まれる食事

 

続いては、食物繊維です。

上記でお話しした安保徹先生・西式甲田療法・ゲルソン療法などの免疫力を高める食事療法では、基本「玄米」を主食とすることを推奨しています。

そして、玄米には多くの食物繊維が含まれているのです。

そもそも、腸は人間の持つ免疫システムの60~70%の役割を担っていると言われています。

つまり、腸内環境を整えることが、免疫力を向上させると言っても過言ではないのです。

そして、腸内環境を整えるために必要なのが「食物繊維」なのです。

潰瘍性大腸炎の食事指導では、それほど重要な「食物繊維」を控えるように指導しているわけですから、それをしっかりと守っている潰瘍性大腸炎患者の腸内環境は良くなるわけがありません。

そして、腸内環境が良くならないからこそ、免疫力も向上せず、潰瘍性大腸炎を完治させることができないのです。

なので、潰瘍性大腸炎を完治させたいと考えるのであれば、

免疫力を上げる必要があり、

免疫力を上げるためには、腸内環境を整える必要があり、

腸内環境を整えるためには、食物繊維を摂取する必要があるのです。

 

潰瘍性大腸炎患者が参考にするべき食事指導とは?

 

上記でお話しさせて頂いたとおり、潰瘍性大腸炎の完治を目指すためには免疫力を向上させる必要があります。

そして、潰瘍性大腸炎の治療にもおすすめなのが「ゲルソン療法」という食事療法です。

ゲルソン療法は、ガンの食事療法として有名ですが、潰瘍性大腸炎にも非常に有効であると私は考えています。

なぜなら、安保徹先生と西式甲田療法の著書に書かれている食事療法・考え方のもとになっているのがゲルソン療法だと考えているからです。

ただ、ゲルソン療法をそのまま実行すると非常に厳しい食事制限を課せられるので継続できる方は少ないかと思います。

以下のポイントを押さえた食事を普段から心がけることをお勧めしています。

  • 青汁又は野菜ジュースを毎日1ℓ以上飲む。
  • 食物繊維を毎日20g以上摂取する。
  • 主食は雑穀米や玄米などを食べる。
  • 動物性たんぱく質を摂りすぎないように注意する。
  • 食事は日本食をメインとして、野菜をたくさん摂取する。

ゲルソン療法のように「無塩食」や「動物性たんぱく質の完全排除」まではいかなくとも、野菜の栄養素と食物繊維をしっかりと摂取することを意識することが、私自身非常に効果的であると実感しております。

 

まとめ

 

潰瘍性大腸炎の食事指導というのは、大腸に刺激を与えないことを大前提にした食事指導だと私は思っています。

西洋医学では、鼻水が出たから鼻水を止める薬を処方する。咳が出ている場合は、咳を止めるための薬を処方する。

しかし、おわかりの通り症状は止めているのですが、鼻水や咳が出ている原因を治す・解消したわけではないのです。

この考え方が、潰瘍性大腸炎の食事指導にも色濃く入っているなという印象です。

しかし、潰瘍性大腸炎を完治させるための重要なポイントは下血を抑えることではなく、腸内環境を整え、免疫力を向上させることです。

そのため、食物繊維は大腸の蠕動運動を活発にし、潰瘍性大腸炎の下血を促してしまうので控えた方が良いと言うのは明らかに間違っていると私は感じています。

なぜなら、食物繊維は善玉菌優勢の腸内環境へ導き、さらに腸内の有害物質を放出してくれると言うデトックス効果もあるのですから。

そして、腸内環境を整えるために食物繊維はなくてはならない存在ということです。

病院で行われている食事指導に従うのではなく、野菜の栄養素食物繊維は、潰瘍性大腸炎の患者こそ積極的に摂取した方が良いと思っていますし、私自身7年間以上継続して青汁と食物繊維を摂取して体感しております。

 

2010年から約9年間、

私は”薬を飲まずに”健康に過ごしています。

お陰様で健康を取り戻し、2018年には結婚し、幸せな家族を築くことも出来ました!

私は「腸内環境と免疫力」の重要性を一人でも多くの方に知ってもらいたいと考えております。

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私が潰瘍性大腸炎を克服するために必要だと考えていることは、

「腸内環境を整えて、免疫力を向上させること」

潰瘍性大腸炎は決して治らない病気ではないのです。

 

↓私が9年間実践している習慣↓

 

ABOUTこの記事をかいた人

タクロー

札幌市在住のタクローです。 19歳の時に潰瘍性大腸炎を発症。 安保徹先生の著書と出会い、「腸内環境と免疫力」の重要性を学び、今では潰瘍性大腸炎を克服することができました。 そんな経験を活かして、潰瘍性大腸炎に関する情報を定期的に配信しております。